異体字「帯」については「帯(漢字)」をご覧ください。
帶とは、おび/細くて長い布/また、そのような形などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、巾部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 帶 | |
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読み | 音読み | タイ |
訓読み | お(びる) おび |
|
部首 | 巾部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 巾部8画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 帯 |
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画数 | 10画 |
Unicode | U+5E2F |
JISX0213 | 1-34-51 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『帶』の字には少なくとも、帶・ 帶・ 帶びるの3種の読み方が存在する。
意味
- おび。細くて長い布。また、そのような形。「帶状・衣帶・眼帶・靭帶(じんたい)・声帶・着帶・包帶」
- おびる。持ち歩く。[身[に着ける。「帶剣・帶出・帶電・帶刀・携帶・拐帶」
- 伴う。引き連れる。「帶同・妻帶・所帶・付帶・連帶」
- 辺り。おび状の範囲。気候区分。「一帶・温帶・寒帶・地帶・熱帶・気候帶・乾燥帶」
文字コード
「帶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5E36 |
---|---|
JISX0213 | 1-54-72 |
戸籍統一文字番号 2 | 101370 |
住基ネット統一文字 | J+5E36 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2431 |
新大字典4 | 講談社 | 4222 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3029 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 8950 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2956 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「帶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「帶」についての総括
- 帶の画数 :11画
- 帶の部首 : 巾
- 帶の読み方:タイ・おび・おびる
- 帶の意味 :おび/細くて長い布/また、そのような形
以上で「帶」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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