「岬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、陸地の端が海/湖に突き出した地形/また、そのような形などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、山部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「岬」
字体
読み 音読み 《外》コウ
訓読み みさき
部首 山部
画数 総画数 8画
部首内画数 山部5画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

岬_書き方
岬の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、コウみさきの2種の読み方が存在する。

意味

  1. 陸地のした地形。また、そのような。類義語:
    • コウ。 「岬角」
    • みさき。「大岬・鋸岬・潮岬」

熟語

ロカ岬【ろかみさき】

[葡]CabodaRoca、[英語]CapeRoca

[地]ポルトガル西部のリスボン県(DistritodeLisboa)シントラ(Sintra)西端にある、ユーラシア大陸最西端の岬。
北緯38.78°、西経9.50°の地。

蹉ダ岬【さだみさき】

[Romaji]SadaMisaki

[地]足摺岬の別称。
あしずりみさき(足摺岬)
「ダ」は「(「足」偏+「它」)」と書く。

佐田岬【さだみさき】

[Romaji]SadaMisaki

[地]愛媛県の西端、佐田岬半島の岬。
佐多岬(サタミサキ)は鹿児島県。

佐多岬【さたみさき】

[Romaji]SataMisaki

[地]鹿児島県大隅半島(オオスミ・ハントウ)先端、九州最南端の岬。
霧島屋久国立公園の一部で、鹿児島県肝属郡(キモツキグン)佐多町(サタチョウ)に所属。
ソテツ・リュウガン・ビロウ・ゴムノキなどの亜熱帯植物が群生する。

襟裳岬【えりもみさき】

[楽]丘灯至夫作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
歌は島倉千代子。1961年(昭和36年)6月レコード発売。

文字コード

「岬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「岬」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5CAC
JISX0213 1-44-08
戸籍統一文字番号 2 090600
住基ネット統一文字 J+5CAC

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「岬」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2233
新大字典4 講談社 3803
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2766
大漢和辞典6 7 大修館書店 7992
大漢語林8 大修館書店 2725

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「岬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「岬」についての総括
  1. 岬の画数 :8画
  2. 岬の部首 : 山
  3. 岬の読み方:コウ・みさき
  4. 岬の意味 :陸地の端が海/湖に突き出した地形/また、そのような形
以上で「岬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。