拷とは、うつ/たたく/打ち叩いて責める/罪を自白させるために苦痛を与えるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 拷 | |
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読み | 音読み | ゴウ 《外》コウ |
訓読み | 《外》う(つ) | |
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 手部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準2級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『拷』の字には少なくとも、拷・ 拷・ 拷つの3種の読み方が存在する。
意味
熟語
拷問等禁止条約【ごうもんとうきんしじょうやく】
[法]受刑者などへの非人道的な取り扱いを禁止した国際条約。1999年(平成11年)日本、加入。2002年(平成14年)8月加入国数、130ヶ国。
文字コード
「拷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+62F7 |
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JISX0213 | 1-25-73 |
戸籍統一文字番号 2 | 135060 |
住基ネット統一文字 | J+62F7 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3326 |
新大字典4 | 講談社 | 5527 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4024 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3945 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「拷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「拷」についての総括
- 拷の画数 :9画
- 拷の部首 : 手
- 拷の読み方:ゴウ・コウ・うつ
- 拷の意味 :うつ/たたく/打ち叩いて責める/罪を自白させるために苦痛を与える
以上で「拷」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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