「斎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「齋」については「齋(漢字)」をご覧ください。

とは、いつく/いつき/いわう/いつき/いつく/いみきよめる/ものいみ(物忌み)する/心身を清めて飲食を慎んで神に仕えるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、齊部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「斎」
字体
読み 音読み サイ
訓読み 《外》いつ()
《外》つつし()
《外》とき
《外》ものいみ
部首 齊部
文部
画数 総画数 11画
部首内画数 齊部3画
文部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「齋」
字体
画数 17画
Unicode U+9F4B
JISX0213 1-67-23

書き方・読み方

書き方

斎_書き方
斎の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、サイものいみとき斎むつつしむ斎くいつくの6種の読み方が存在する。

意味

  1. いつく。いつき。いわう。いつき。いつく。いみきよめる。ものいみ(物忌み)する。心身をめて飲食をんでえる。「斎戒・潔斎・斎戒沐浴(さいかいもくよく)」
  2. 祭事をう。「斎宮・斎主・斎壇・斎場」
  3. へや。かにしてむ部屋。「山斎・書斎」
  4. 精進料理。の食事。「斎食(さいじき)」
  5. 書斎の、および雅号・芸名につける。「仁斎・六無斎・一刀斎・一竜斎・抜刀斎」
斎【いつき】
  • 斎王(イツキノミコ)の略。
    さいおう(斎王)
  • 身心のけがれを清めて神に仕えること。
  • 大事に養育する。大切にする。
  • 斎女(イツキムスメ)
  • 熟語

    四字熟語

    「斎」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

    「斎」が入る四字熟語
    斎戒沐浴さいかいもくよく

    斎【いつき】

    斎王(イツキノミコ)の略。
    さいおう(斎王)
    身心のけがれを清めて神に仕えること。
    大事に養育する。

    斎く【いつく】

    身心のけがれを清めて神に仕える、奉仕する。神を祭る、あがめまつる。
    神に仕えるように大切にする。

    斎垣【いみがき】

    [Romaji]imigaki/imi-gaki

    みずがき(瑞垣、瑞籬、水垣)

    斎蔵【いみくら】

    [歴]大和時代の三蔵(ミツクラ)の一つ。みつくら(三蔵)。

    斎女【いつきむすめ】

    大切に育てた娘。いつき(斎)。

    文字コード

    「斎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「斎」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+658E
    JISX0213 1-26-56
    戸籍統一文字番号 2
    住基ネット統一文字 J+658E

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「斎」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 6725
    新大字典4 講談社
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4443
    大漢和辞典6 7 大修館書店 13467
    大漢語林8 大修館書店

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    国語施策

    1946年(昭和21年)11月
    当用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
    1981年(昭和56年)10月
    常用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
    2010年(平成22年)11月
    改定常用漢字表に掲載
    文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

    まとめ

    「斎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「斎」についての総括
    1. 斎の画数 :11画
    2. 斎の部首 : 齊,文
    3. 斎の読み方:シ・サイ・ものいみ・とき・つつしむ・いつく
    4. 斎の意味 :いつく/いつき/いわう/いつき/いつく/いみきよめる/ものいみ(物忌み)する/心身を清めて飲食を慎んで神に仕える
    以上で「斎」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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