「札」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

札とは、ふだ／紙・木などに文字が書かれた板切れなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『札』の字には少なくとも、札セツ・ 札セチ・ 札シツ・ 札シチ・ 札サツ・ 札サチ・ 札アツ・ 札アチ・ 札わかじに・ 札ふだ・ 札さねの11種の読み方が存在する。

意味

1. ふだ。紙・木などに文字が書かれた板切れ。「高札・場札・表札・門札」
2. さつ。紙幣。「単札・金札・贋札(にせさつ)・札入れ」
3. 書き付け。手紙。証文。「一札・鑑札・書札」
4. 切符。乗車券。証票。「改札・出札」
5. 売買・請負契約で交渉金額を書いたふだ。いれふだ。「入札・落札」
6. さね。鎧や兜を構成する鉄や革の細長い小板。「小札(こざね)」
7. 若死に。早世。若くて死ぬ。夭折(ようせつ)。

熟語

札【さつ】

ふだ(札)。あかふだ(赤札)、たぐ(タグ)。
書き物。

赤札【あかふだ】

[経]売約済み商品などに付ける赤色の札。
[経]特価品・見切り品などに付ける赤色の札。しょうふだ(正札)。

鬼札【おにふだ】

わいるどかーど(ワイルドカード)
。

藩札【はんさつ】

[歴]参照さいごうさつ(西郷札)1661年(寛文元年)福井藩、藩札を発行。
。

出札【しゅっさつ】

札を出すこと。
[交]乗車券・入場券などの切符を客に売ること。
出札口
。

文字コード

「札」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「札」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。