「棧」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「桟」については「桟(漢字)」をご覧ください。

とは、崖などの険しい場所に作った道や橋などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「棧」
字体
読み 音読み サン
ゼン
シン
ジン
訓読み 《外》かけはし
《外》たな
部首 木部
画数 総画数 12画
部首内画数 木部8画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級漢検準1級
異体字「桟」
字体
画数 10画
Unicode U+685F
JISX0213 1-27-23

書き方・読み方

書き方

棧_書き方
棧の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゼンジンシンサンたなかけはしの6種の読み方が存在する。

意味

  1. などのしい場所にった。「棧道・棧橋・雲棧」
  2. さん。床下をした横木。した。「受棧(うけさん)」
  3. さん。や障子にけた框(かまち)の中間にある横木。「横棧(よこざん)」

熟語

桟橋/棧橋【さんばし】

[英語]pier(ピアー)

[海] 浮き桟橋:参照しーばーす(シーバース)

瓦桟/瓦棧【かわらざん】

[建]かわらざ(瓦座)

文字コード

「棧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「棧」の文字コード一覧
Unicode 1 U+68E7
JISX0213 1-60-02
戸籍統一文字番号 2 168840
住基ネット統一文字 J+68E7

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「棧」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4288
新大字典4 講談社 7112
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5031
大漢和辞典6 7 大修館書店 14963
大漢語林8 大修館書店 5095

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「棧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「棧」についての総括
  1. 棧の画数 :12画
  2. 棧の部首 : 木
  3. 棧の読み方:ゼン・ジン・シン・サン・たな・かけはし
  4. 棧の意味 :崖などの険しい場所に作った道や橋
以上で「棧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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