異体字「歡」については「歡(漢字)」をご覧ください。
歓とは、喜び楽しむ/打ち解けて仲が良くなる/親しくなる/誼などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、欠部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 歓 | |
---|---|---|
読み | 音読み | カン |
訓読み | 《外》よろこ(ぶ) | |
部首 | 欠部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 欠部11画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
字体 | 歡 |
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画数 | 21画 |
Unicode | U+6B61 |
JISX0213 | 1-61-36 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『歓』の字には少なくとも、歓・ 歓ぶの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「歓」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
歓天喜地 |
ネム/合歓【ねむ】
[植]ねむのき(ネムノキ、合歓木)
。
クサネム/草合歓【くさねむ】
[学名]Aeschynomeneindica、[英語]joint-vetch
[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)クサネム属(Aeschynomene)の一年草。高さ数十センチメートル。
葉は羽状複葉で、ネムノキ(合歓木)の葉に似る。
ネムノキ/合歓木【ねむのき】
[英語]silktree、[学名]Albiziajulibrissin
[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ネムノキ属(Albizia)の落葉高木。葉は刺激されたり、夜になると閉じる。
「ねぶのき」とも、単に「ネム(合歓)」とも呼ぶ。
異人歓待【いじんかんたい】
[英語]hospitality、[ドイツ語]Gastlichkeit(ガストリヒカイト)
[社]異郷からの見知らぬ来訪者、特に宗教者や特殊な職業人を、神の化身または霊能者と見なして歓待する風習。「外者歓待」、「ホスピタリティー」とも呼ぶ。
。
外者歓待【がいしゃかんたい】
[英語]hospitality、[ドイツ語]Gastlichkeit
[社]いじんかんたい(異人歓待)。
文字コード
「歓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6B53 |
---|---|
JISX0213 | 1-20-31 |
戸籍統一文字番号 2 | 183850 |
住基ネット統一文字 | J+6B53 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4645 |
新大字典4 | 講談社 | 7792 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5661 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 16197 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5614 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「歓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「歓」についての総括
- 歓の画数 :15画
- 歓の部首 : 欠
- 歓の読み方:カン・よろこぶ
- 歓の意味 :喜び楽しむ/打ち解けて仲が良くなる/親しくなる/誼
以上で「歓」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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