「汰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、よなげる/寄り分ける/水で洗って選り分けるなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「汰」
字体
読み 音読み
《外》テイ
《外》エイ
《外》タイ
《外》タツ
《外》タチ
訓読み 《外》おご()
《外》にご()
《外》よな(げる)
部首 水部
画数 総画数 7画
部首内画数 水部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

汰_書き方
汰の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、テイタツタチタイエイ汰げるよなげる汰るにごる汰るおごるの9種の読み方が存在する。

意味

  1. よなげる。ける。ってける。「淘汰・沙汰」
  2. れる。かす。類義語:「汰る」

熟語

四字熟語

「汰」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「汰」が入る四字熟語
自然淘汰しぜんとうた 人為淘汰じんいとうた

ご無沙汰/御無沙汰【ごぶさた】

「無沙汰」の丁寧語。
(特に)長い間、訪問や便りがないこと。
(転じて)日常よく食べていたものや、よくやっていたスポーツ・趣味、生活圏としていた場所などから遠ざかっていること。

地獄の沙汰も金次第【じごくのさたもかねしだい】

[諺]この世のことは金さえば何事も思うがままになるということ。
地獄いる閻魔(エンマ)大王の厳正な裁判さえも、金を出せば有利になると言われているくらいだから、ましてこの世では金の力で自由にならないことはない、という金力万能を表す諺(コトワザ)。

文字コード

「汰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「汰」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6C70
JISX0213 1-34-33
戸籍統一文字番号 2 194030
住基ネット統一文字 J+6C70

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「汰」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4840
新大字典4 講談社 8236
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5866
大漢和辞典6 7 大修館書店 17160
大漢語林8 大修館書店 5834

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「汰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「汰」についての総括
  1. 汰の画数 :7画
  2. 汰の部首 : 水
  3. 汰の読み方:テイ・タツ・タチ・タイ・タ・エイ・よなげる・にごる・おごる
  4. 汰の意味 :よなげる/寄り分ける/水で洗って選り分ける
以上で「汰」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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