「縄」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「繩」については「繩(漢字)」をご覧ください。

縄とは、なわ／麻／藁／糸などを撚り合わせた長い紐などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「縄」
字体		縄
読み	音読み	ジョウ《外》ショウ《外》ヨウ《外》ビン《外》ミン
読み	訓読み	なわ《外》ただ(す)
部首		糸部
画数	総画数	15画
画数	部首内画数	糸部9画
国語施策		常用漢字
JIS漢字水準		JIS第1水準
漢字検定		漢検準2級
日本語能力検定		JLPT N1

異体字「繩」
字体	繩
画数	19画
Unicode	U+7E69
JISX0213	1-69-74

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
文字コード
検字番号
国語施策
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『縄』の字には少なくとも、縄ヨウ・縄ミン・縄ビン・縄ジョウ・縄ショウ・縄なわ・縄すただすの7種の読み方が存在する。

意味

なわ。麻／藁／糸などを撚り合わせた長い紐。「縄索・縄文・結縄・捕縄・自縄自縛」
すみなわ。大工が直線を引くための道具。「縄尺・縄墨・準縄」

縄【なわ《なは》】: 植物の茎・皮・毛などの繊維をより合せて細長く作ったもの。
ワラ(藁)・アサ(麻)・シュロ(棕櫚)などを使用する。

縄を綯(ナ)う

(転じて)ロープ([英語]rope)の別称。
一般に綱(ツナ)よりは細く、紐(ヒモ)より太いもの。

縄投げ

熟語

四字熟語

「縄」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「縄」が入る四字熟語
七五三縄しめなわ

縄【なわ】

植物の茎・皮・毛などの繊維をより合せて細長く作ったもの。
ワラ(藁)・アサ(麻)・シュロ(棕櫚)などを使用する。
縄を綯(ナ)う
(転じて)ロープ([英語]rope)の別称。

赤久縄山【あかくなやま】

[Romaji]AkakunaYama

[地]群馬県南部、藤岡市と多野郡(タノグン)の境にある山。標高1,522メートル。
東方に御荷鉾山(ミカボヤマ)がある。

赤久縄山【あかぐなやま】

[Romaji]AkagunaYama

[地]あかくなやま(赤久縄山)
。

飯綱山／飯縄山【いづなさん】

[Romaji]IzunaSan／IdunaSan

[地]いいづなやま(飯綱山、飯縄山)
。

縄綯【なわない】

イナワラ(稲藁)などを細長くより合せて縄を作ること。
縄の需要が多かった当時は、農閑期(冬期)の重要な仕事だった。
狂言の一つ。

文字コード

「縄」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「縄」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+7E04
JISX0213	1-38-76
戸籍統一文字番号 ²	309720
住基ネット統一文字	J+7E04

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「縄」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	7454
新大字典⁴	講談社	12322
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	9067
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	27729
大漢語林⁸	大修館書店	8756

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

2017年（平成29年）

学年別漢字配当表（平成29年）に掲載

令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「縄」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「縄」についての総括

縄の画数　：15画
縄の部首　：糸
縄の読み方：ヨウ・ミン・ビン・ジョウ・ショウ・なわ・ただす
縄の意味　：なわ／麻／藁／糸などを撚り合わせた長い紐

以上で「縄」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい

誤字／脱字／間違い／その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。