「策」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

策とは、くわだて／はかりごと／計略／計画／計画を立てるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『策』の字には少なくとも、策シャク・ 策サク・ 策むち・ 策ふだ・ 策はかりごと・ 策つえの6種の読み方が存在する。

意味

1. くわだて。はかりごと。計略。計画。計画を立てる。「策士・策定・策略・画策・奇策・失策・術策・政策・得策・方策・無策」
2. 官吏登用試験の問題。「策問・策試」
3. むち。むちうつ。「杖策(じょうさく)・散策」
4. ふだ。かきつけ。文を書き付けた竹製の札。「策書・策命」
5. 書法「永字八法」の一つ。右上がりの横画。筆形の提。

策の用法：永字八法

永字八法【えいじはっぽう】とは、書法伝授の一法。書道で「永」の字を書く際には、必要な八種の技法全てが含まれていることから生まれた書法。

熟語

四字熟語

「策」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

金策【きんさく】

[朝鮮語]Kimch’aek

朝鮮半島の東海岸、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)東北部の咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)(カンキョウホクドウ)南部の工業都市。
日本海の城津湾に面する。
金策製鉄所・城津製鋼所などがある。

勤策【ごんさく】

[梵]sramanera

金策【きんさく】

いろいろと苦労して、必要な金銭を用意すること。また、その方法や手段。金(カネ)の工面(クメン)。

策略【さくりゃく】

自分の望んでいる状態になるように、相手を巧みに操(アヤツ)るための謀(ハカリゴト)。
類語：ぼうりゃく(謀略)
策略家
。

勤策男【ごんさくなん】

[梵]sramanera

文字コード

「策」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「策」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。