「霜」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、しも/冷えた地中の水分が凍ったものなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、雨部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「霜」
字体
読み 音読み 《外》ショウ
《高》ソウ
訓読み しも
部首 雨部
画数 総画数 17画
部首内画数 雨部9画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

霜_書き方
霜の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウショウしもの3種の読み方が存在する。

意味

  1. しも。えた地中の水分がったもの。「霜害・霜雪・霜天・霜夜・秋霜・除霜・晩霜・風霜」
  2. しものようにい/い/しい。「霜気・霜髪・厳霜」
  3. い年月。「星霜」

熟語

四字熟語

「霜」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

「霜」が入る四字熟語
雨露霜雪うろそうせつ 五色霜林ごしきのそうりん 紫電清霜しでんせいそう
雪上加霜せつじょうかそう 風霜高潔ふうそうこうけつ 飽経風霜ほうけいふうそう
露往霜来ろおうそうらい

霜月【しもつき】

[暦]陰暦十一月(11月)のこと。
「仲冬(チュウトウ)」、「神楽月(カグラヅキ)」とも呼ぶ。ふりめーる(フリメール)。

霜月【しもげつ】

[フランス語]Frimaire

[暦]ふりめーる(フリメール)

霜月【しもがつ】

[フランス語]Frimaire

[暦]ふりめーる(フリメール)

霜柱【しもばしら】

[気]([英語]iceneedles)降雪のない冬の寒い夜、地中の水分が毛管現象で地表に染(シ)み出ながら凍結・成長し、層を成して細い柱状に並び立ったもの。
地表1~2ミリメートルの土は持ち上げられる。また、凍結が繰り返されて数層にも成る。

霜降り肉【しもふりにく】

[食]さし(サシ)

文字コード

「霜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「霜」の文字コード一覧
Unicode 1 U+971C
JISX0213 1-33-90
戸籍統一文字番号 2 480300
住基ネット統一文字 J+971C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「霜」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11029
新大字典4 講談社 18602
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13905
大漢和辞典6 7 大修館書店 42363
大漢語林8 大修館書店 12631

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「霜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「霜」についての総括
  1. 霜の画数 :17画
  2. 霜の部首 : 雨
  3. 霜の読み方:ソウ・ショウ・しも
  4. 霜の意味 :しも/冷えた地中の水分が凍ったもの
以上で「霜」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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