「駄」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

駄とは、のせる／馬で運ぶ荷物／また、積み荷を載せることなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、馬部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『駄』の字には少なくとも、駄ダイ・ 駄ダ・ 駄タイ・ 駄タ・ 駄せるのせるの5種の読み方が存在する。

意味

1. のせる。馬で運ぶ荷物。また、積み荷を載せること。「駄獣・駄賃・駄馬・荷駄」
2. つまらない。くだらない。「駄作・駄文・駄弁・無駄」
3. 履き物。「下駄・雪駄」

熟語

四字熟語

「駄」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

下駄【げた】

[服]木製の履物(ハキモノ)の一種。
木の台(板)の下面に二枚の歯を付け、前と左右に穴を開けて鼻緒(ハナオ)をすげ、その鼻緒を足の第一指(親指)と第二指の間にはさみ入れて履(ハ)くもの。
差歯(サシバ)のほかに、一つの木材から歯の付いた状態に刳(ク)り抜くこと(連歯<レンシ>、刳歯<クリバ>)もある。

駄馬【だうま】

だば(駄馬)
。

田下駄【たげた】

[農]深田や泥田などの湿田に入って農作業をする時に、体が沈み込まないように履(ハ)く幅広で大きな下駄状の履き物。
田の面をならしたり、緑肥(リョクヒ)を踏み込むときなどに使用する。
70センチメートルくらいのものもあった。

高下駄【たかげた】

[服]差し下駄(差し歯下駄)の一種。
歯の高いもの。
「高足駄(タカアシダ)」とも呼ぶ。

竹下駄【たけげた】

[服]太い竹を縦二つに割って、緒をすげた下駄。
。

文字コード

「駄」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「駄」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。