「黄」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

黄とは、き／きいろ／色の三原色の一つ／虹の七色の一つ／おう／こうなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、黃部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『黄』の字には少なくとも、黄コウ・ 黄オウ・ 黄こ・ 黄きの4種の読み方が存在する。

意味

1. き。きいろ。色の三原色の一つ。虹の七色の一つ。おう。こう。「黄金・黄塵(こうじん)・黄道・黄銅・黄白・黄土・黄身・黄緑・硫黄・卵黄・黄疸・黄泉」
2. 黄ばむ。黄色味を帯びる。黄色になる。「黄葉・黄変・黄落・黄熟」

黄の用法：色の三原色

色の三原色【いろのさんげんしょく】とは、絵の具の配合やカラー写真、プリンターのインクなどの色を扱う場面で使われている。CMY(Cyan,Magenta,Yellow)の三色では鮮やかな黒色が出せないために、K(Black)が用意されている。

黄の用法：七色

七色【なないろ】とは、太陽の光に照らされた虹に含まれる七つの色。電磁波(可視光線)がもつ波長の長さによって色が変わって見える。水色もしくは藍色のどちらかが七色に含まれる。

熟語

四字熟語

「黄」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

黄【き】

[色]きいろ(黄色)
。

黄櫨【はじ】

[植]はぜのき(ハゼノキ、黄櫨、櫨)
[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。
表は赤、裏が黄。一説に、表は黄、裏が萌黄(モエギ)。

黄泉【よみ】

こうせん(黄泉)
。

黄蘖【きはだ】

[植]きはだ(キハダ、黄蘖)
[色]きはだいろ(黄蘖色)
。

黄茶【きちゃ】

[色]黄色に近い茶色。山吹色(ヤマブキイロ)。
。

文字コード

「黄」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「黄」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。