「帯」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

帯とは、おび／細くて長い布／また、そのような形などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、巾部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『帯』の字には少なくとも、帯タイ・ 帯おび・ 帯びるおびるの3種の読み方が存在する。

意味

1. おび。細くて長い布。また、そのような形。「帯状・衣帯・眼帯・靭帯(じんたい)・声帯・着帯・包帯」
2. おびる。持ち歩く。[身[に着ける。「帯剣・帯出・帯電・帯刀・携帯・拐帯」
3. 伴う。引き連れる。「帯同・妻帯・所帯・付帯・連帯」
4. 辺り。おび状の範囲。気候区分。「一帯・温帯・寒帯・地帯・熱帯・気候帯・乾燥帯」

熟語

四字熟語

「帯」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

履帯【りたい】

[中国語]lyudai、[英語]caterpillar

キャタピラー(無限軌道)の別称。
きゃたぴらー(キャタピラー)
。

卵帯【らんたい】

[鳥]からざ(カラザ)
。

帯刀【たてはき】

[Romaji]tatehaki

たちはき(帯刀)
。

下帯【したおび】

[服]ふんどし。
ふんどし(褌、犢鼻褌)
[服]こしまき。
こしまき(腰巻、腰巻き)
[服]装束の下、小袖の上に締(シ)める帯。

帯刀【たいとう】

刀を帯(オ)びること。刀を帯に差すこと。
「たちはき(帯刀)」、「たてはき(帯刀)」とも呼ぶ。

文字コード

「帯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「帯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。