「打」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

打とは、うつ／ぶつ／叩くなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、手部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『打』の字には少なくとも、打テイ・ 打チョウ・ 打ダ・ 打タ・ 打つぶつ・ 打つうつの6種の読み方が存在する。

意味

1. うつ。ぶつ。叩く。「打撃・打倒・打撲・殴打・強打・痛打・乱打・連打」
2. 動作の意を表すため、動詞の上につける語。「打開・打算」
3. 《野球》球をうつこと。「打球・打者・打順・打数・打点・打法・打率・打力・安打・犠打・好打・代打・単打・長打・凡打・本塁打」
4. Dozen(ダース)の当て字。12個で1組となる単位。「」

熟語

四字熟語

「打」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

犠打【ぎだ】

[英語]sacrificebunt

火打【ひうち】

ひうち(火打ち、火打、燧)
[服]女物和服の袖付けの下部(身八口)にゆとりをつけるため、別に入れる三角布。
[服]武士が着る打裂羽織(ブッサキバオリ)の背の割れ目につける補強の三角布。ぶっさきばおり(打裂羽織)。

打診【だしん】

[医]([英語]percussion)医者が胸や背など、患者の体表を指の先や打診器で軽く叩(タタ)き、その音で内臓の様子を知ること。ちょうしん(聴診)。1754年(宝暦4年)オーストリアの医学者レオポルト・アウエンブルッガー(LeopoldAuenbrugger)が胸部打診法(percussionofthechest)を創始。

白打【はくだ】

[中国語]baida

蹴鞠(ケマリ)の遊び方の一つ。
武器を持たず素手で戦うこと。また、その戦闘。

打率【だりつ】

[英語]battingaverage

文字コード

「打」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「打」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。