修とは、おさめる/学ぶ/学問・技術を身につける/精神を整えるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 修 | |
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読み | 音読み | シュウ 《中》シュ |
訓読み | おさ(まる) おさ(める) 《外》かざ(る) 《外》なが(い) |
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部首 | 人部 彡部 |
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画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 人部8画 彡部7画 |
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国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『修』の字には少なくとも、修・ 修・ 修い・ 修る・ 修める・ 修まるの6種の読み方が存在する。
意味
- おさめる。学ぶ。学問・技術を身につける。精神を整える。「修学・修業・修好・修身・修道・修得・修養・修了・修練・学修・研修・自修・専修・独修・必修・履修」
- しゅ。学道・仏道をおさめる「修行(しゅぎょう)・専修(せんじゅ)」
- 直す。繕う。「修正・修繕・修復・修補・修理・改修・補修」
- 書物を編集する。まとめる。「修史・監修・撰修(せんしゅう)・編修」
- 綾なす。飾る。「修辞・修飾」
- 長さ。長く伸びる。「修竹・ 茂林修竹」
- 梵語(ぼんご)の音訳字。「修羅(しゅら)」
熟語
四字熟語
「修」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。
偃武修文 | 修己治人 | 修身斉家 |
辺幅修飾 |
修羅【しゅら】
[仏]([梵]Asura)アシュラ(阿修羅)の略称。
あしゅら(アシュラ、阿修羅)
[仏]修羅道(シュラドウ)・阿修羅道の略称。
修羅場(シュラジョウ)
激しい争い。
雑修【ざっしゅ】
[仏]行業を雑(マジ)えて修めること。
[仏]念仏以外の雑行(ゾウギョウ)を修めること。
「ぞうしゅ(雑修)」とも呼ぶ。
専修【せんじゅ】
[仏]他の行(ギョウ)は修めず、ひたすら念仏をとなえること。
⇔ざっしゅ(雑修)
専修念仏(ネンブツ)
。
修羅場【しゅらば】
[劇]「しゅらじょう(修羅場)」とも呼ぶ。あけるだま(アケルダマ)、ぱんでもにうむ(パンデモニウム)、しゅうたんば(愁嘆場、愁歎場)。
。
修多羅【しゅたら】
[梵]sutra(スートラ)(たて糸)の音写、「契経(カイキョウ)」と訳す。
[仏]経(キョウ)。教義を口語で説かれたもの。文字コード
「修」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+4FEE |
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JISX0213 | 1-29-04 |
戸籍統一文字番号 2 | 008570 |
住基ネット統一文字 | J+4FEE |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 2659 |
新大字典4 | 講談社 | 547 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 426 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 721 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3208 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「修」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「修」についての総括
- 修の画数 :10画
- 修の部首 : 人,彡
- 修の読み方:シュウ・シュ・ながい・かざる・おさめる・おさまる
- 修の意味 :おさめる/学ぶ/学問・技術を身につける/精神を整える
以上で「修」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
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