胎とは、子の宿るところ/子宮などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 胎 | |
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読み | 音読み | タイ |
訓読み | 《外》はら(む) | |
部首 | 肉部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 肉部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『胎』の字には少なくとも、胎・ 胎むの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「胎」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
換骨奪胎 | 受胎告知 |
死胎【したい】
母親の胎内で死んだ子。死んだ胎児。たいじ(胎児)。
胎児【たいじ】
[英語]fetus
[動]哺乳類の母胎内で発育中の幼体。人間の場合、受精後9週間(3ヶ月目)以後から出産までをいう。
それ以前は胎芽(タイガ)(embryo)と呼ばれ、他の哺乳類と区別が明らかでない存在(人間とは認められない)とされ、人工妊娠中絶の根拠の一つともなっている。
胎座【たいざ】
[英語](単数形)placenta/(複数形)placentae
[植]子房(ovary)内で、めしべの一部の胚珠(ハイシュ)(ovule)が心皮(シンピ)(carpel)に付着している所。「プラセンタ」とも呼ぶ。しんぴ(心皮)。
胎芽【たいが】
[動](embryo)人間の受精8週間(2ヶ月)未満の個体。
他の哺乳類との区別が明らかになっていない発育の段階。
「エンブリオ」とも呼ぶ。
胎屎【たいし】
新生児が生後初めて排泄(ハイセツ)する大便。
たいべん(胎便)
。
文字コード
「胎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+80CE |
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JISX0213 | 1-34-59 |
戸籍統一文字番号 2 | 327700 |
住基ネット統一文字 | J+80CE |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 7872 |
新大字典4 | 講談社 | 13085 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9539 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 29369 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4690 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「胎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「胎」についての総括
- 胎の画数 :9画
- 胎の部首 : 肉
- 胎の読み方:タイ・はらむ
- 胎の意味 :子の宿るところ/子宮
以上で「胎」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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