「別」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

別とは、わける／わかつ／特徴で分け離すなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、刀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『別』の字には少なくとも、別ベツ・ 別ベチ・ 別ヘツ・ 別れるわかれる・ 別つわかつ・ 別けるわけるの6種の読み方が存在する。

意味

1. わける。わかつ。特徴で分け離す。「鑑別・区別・個別・差別・識別・種別・性別・選別・判別・類別」
2. わかれる。別々に離れる。「別居・別姓・別離・哀別・決別・告別・死別・送別・離別」
3. 他の。それとは異なる。違う。「別館・別個・別冊・別人・別席・別件・別荘・別邸・別途・別名」
4. とりわけ。特に。「別格・別段・格別・特別」

熟語

四字熟語

「別」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

門別【もんべつ】

[Romaji]Mombetsu／Monbetsu

もんべつちょう(門別町)
。

惜別【せきべつ】

別れを惜(オ)しむこと。別れをつらく思うこと。
惜別の情(ジョウ)
。

別腹【べつばら】

[Romaji]betsubara

べっぷく(別腹)
[俗]満腹状態でも、好物を食べる余裕があるという仮想の腹。こばら(小腹)。
甘いものは別腹
。

別殿【べつでん】

別に設けた殿舎・社殿。
こうろうでん(後涼殿)
。

紋別【もんべつ】

[Romaji]Mombetsu／Monbetsu

もんべつし(紋別市)
もんべつぐん(紋別郡)
。

文字コード

「別」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「別」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。