「誕」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

誕とは、子が生まれる／産むなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『誕』の字には少なくとも、誕タン・ 誕ほしいまま・ 誕まれるうまれる・ 誕るいつわるの4種の読み方が存在する。

意味

1. 子が生まれる。産む。「誕生・降誕・生誕」
2. いつわる。でたらめ。嘘をつく。欺く。「虚誕・荒誕・妄誕」
3. わがまま。欲しいまま。「放誕」

熟語

妄誕【ぼうたん】

もうたん(妄誕)
。

降誕会【ごうたんえ】

[仏]かんぶつえ(灌仏会、灌佛會)
。

誕生偈【たんじょうげ】

[仏]てんじょうてんげゆいがどくそん(天上天下唯我独尊)
。

降誕祭【こうたんさい】

[英語]theNativity、[葡]Natal(ナタール)

聖人・偉人などの誕生日(タンジョウビ)を祝う祭。
聖母マリア：９月８日。
聖ヨハネ：６月２４日。

誕生仏【たんじょうぶつ】

[仏]釈迦(シャカ)の生れた時の姿をかたどった像。
卯月(４月)八日の寅の刻に、摩耶夫人(マヤブニン)の右脇から誕生し、七歩(ホ)歩いて右手で天を左手で地を指して、「天上天下(テンジョウテンゲ)唯我独尊(ユイガドクソン)」と唱えたという。かんぶつえ(灌仏会、灌佛會)。

文字コード

「誕」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「誕」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。