「対」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

対とは、むかう／相手と向かい合う／見合うなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、寸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『対』の字には少なくとも、対ツイ・ 対タイ・ 対かうむかう・ 対つれあい・ 対いそろい・ 対えるこたえるの6種の読み方が存在する。

意味

1. むかう。相手と向かい合う。見合う。
   • タイ。「対岸・対決・対抗・対座・対策・対称・対象・対等・対比・対面・対立・絶対・相対・敵対・反対」
2. 応ずる。答える。
   • タイ。「応対・接対」
3. そろい。二つで一組のもの。互いに反する。類義語：双
   • ツイ。「対句・一対・双対」
4. 《数学》命題「αならばβ」と「βでないならαでない」が成立する関係。
   • タイ。「対偶」
5. 対馬国(つしまのくに)の略称。
   • タイ。「対州」

対の用法：西海道(行政区画)

西海道(行政区画)【せいかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「対」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

対馬【つしま】

[Romaji]Tsushima

対生【たいせい】

[英語]opposite／opposingpairs／opposition

対数【たいすう】

[英語]logarithm

斜対歩【しゃたいほ】

[英語]pace

側対歩【そくたいほ】

[英語]amble

文字コード

「対」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「対」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。