「態」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

態とは、さま／すがた／形／姿／様子などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『態』の字には少なくとも、態テイ・ 態タイ・ 態とわざと・ 態さまの4種の読み方が存在する。

意味

1. さま。すがた。形。姿。様子。「態様・擬態・旧態・形態・姿態・失態・醜態・事態・常態・状態・世態・生態・動態・変態・容態(ようだい)」
2. ふるまい。心や身の構えかた。「悪態・態勢・態度」
3. わざ。わざと。故意に。「態々」

態の用法：状態変化(物質)

状態変化(物質)【じょうたいへんか】とは、物質が集合した状態。温度と圧力の変異によってその状態を変化させる。
低温高圧になるほど固体に近づき、高温低圧になるほど気体に近づく。合わせて「三態」という。

熟語

四字熟語

「態」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

態々【わざわざ】

特別に。とりたてて。ことさらに。

生態的地位【せいたいてきちい】

[英語]ecologicalniche

生態環境【せいたいかんきょう】

[英語]biotope

病態生理学【びょうたいせいりがく】

[医]びょうりせいりがく(病理生理学)
。

外傷後ストレス状態【がいしょうごすとれすじょうたい】

[病]ぴーてぃーえすでぃ(ＰＴＳＤ)
。

文字コード

「態」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「態」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。