捻とは、ひねる/軽くねじる/指で摘んで回すような動きなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
字体 | 捻 | |
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読み | 音読み | ネン 《外》ジョウ 《外》ニョウ 《外》デツ 《外》ネチ 《外》デン |
訓読み | 《外》ねじ(る) 《外》ひね(る) |
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部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 手部8画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検2級 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『捻』の字には少なくとも、捻・ 捻・ 捻・ 捻・ 捻・ 捻・ 捻る・ 捻るの8種の読み方が存在する。
意味
熟語
捻匪【ねんぴ】
[中国語]nianfei
[歴]ねんぐん(捻軍)。
捻軍【ねんぐん】
[中国語]nianjun
[歴]中国清末の農民蜂起軍。太平天国(TaipingTianguo)の乱に乗じ、淮河(HuaiHe)(ワイガ)以北の安徽省(AnhuiSheng)(アンキショウ)・河南省(HenanSheng)(カナンショウ)・山東省(ShandongSheng)(サントウショウ)・江蘇省(JiangsuSheng)(コウソショウ)の境界地域を拠点に活動していた遊侠の集団(捻子)が農民と連合したもの。
太平天国軍の南京進出に呼応して清朝と戦い、華北一帯を席巻(セツケン)した。
紙撚り/紙撚/紙捻/紙縒【こより】
参照みずひき(水引)
。
ネジ/螺子/捩子/捻子【ねじ】
[英語]screw
[機]単純機械(simplemachine)の一種。「スクリュー」、「螺旋(ラセン)」とも、また小さいものは「ビス([フランス語]vis)」とも呼ぶ。たんじゅんきかい(単純機械)、とらすねじ(トラスネジ、トラス螺子)。
赤子の手をひねる/赤子の手を捻る【あかごのてをひねる】
[慣用句][副]あかごのてをねじる(赤子の手をねじる、赤子の手を捩る)
。
文字コード
「捻」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+637B |
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JISX0213 | 1-39-17 |
戸籍統一文字番号 2 | 137320 |
住基ネット統一文字 | J+637B |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3422 |
新大字典4 | 講談社 | 5619 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4145 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12222 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4051 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「捻」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「捻」についての総括
- 捻の画数 :11画
- 捻の部首 : 手
- 捻の読み方:ネン・ネチ・ニョウ・デン・デツ・ジョウ・ひねる・ねじる
- 捻の意味 :ひねる/軽くねじる/指で摘んで回すような動き
以上で「捻」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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