「粗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

粗とは、あらい／大ざっぱなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、米部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『粗』の字には少なくとも、粗ゾ・ 粗ソ・ 粗ほぼ・ 粗いあらいの4種の読み方が存在する。

意味

1. あらい。大ざっぱ。類義語：疏・疎　対義語：細・精「粗雑・粗末・粗暴・粗野・精粗」
2. ほぼ。あらまし。凡そ。「粗方(あらかた)」
3. 贈る品につけて謙譲を表す語。「粗品・粗酒・粗茶」

熟語

四字熟語

「粗」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

荒／粗【あら】

[接頭辞]荒々しい。
[接頭辞]目が粗(アラ)い。こまかくない。

粗／麁【あら】

[料]サケ(鮭)・ブリ(鰤)など大型の魚類から主要な肉を取り去り、あとに肉が付いて残る頭・骨・鰓(エラ)の部分。かま(かま)、はらす(ハラス)。
粗糠(アラヌカ)の略。

粗板【あらいた】

[Romaji]araita

ざらめ／粗目【ざらめ】

[食]ざらめとう(ざらめ糖、粗目糖)
[気]ざらめゆき(ざらめ雪、粗目雪)
。

荒掻／粗掻【あらがき】

[農]あらしろ(荒代、粗代)
。

文字コード

「粗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「粗」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。