「達」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

達とは、とどく／行き届くなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、辵部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『達』の字には少なくとも、達ダチ・ 達タツ・ 達タチ・ 達くとどく・ 達るとおる・ 達たち・ 達たしの7種の読み方が存在する。

意味

1. とどく。行き届く。「達意・送達・速達・通達・伝達・到達・配達・発達」
2. とおる。道が通じる。通り抜ける。「闊達(かったつ)・豁達(かったつ)・四通八達」
3. 高い水準に至る。悟る。「達観・達見・達識・達人・達筆・達弁・熟達・上達・練達」
4. 果たす。成し遂げる。「達成・栄達・調達」
5. たち。だち。複数を示す接尾語。「君達・友達」

熟語

四字熟語

「達」の漢字を語中にもつ四字熟語13種を表にまとめる。

伊達【だて】

[Romaji]Date

だてし(伊達市)
だてぐん(伊達郡)
[古]だてまち(伊達町)
[歴]伊達藩。
せんだいはん(仙台藩)
姓氏の一つ。
。

伊達【だて】

伊達男伊達の薄着：だてのうすぎ(伊達の薄着)
。

安達【あだち】

[Romaji]Adachi

あだちぐん(安達郡)
[交]あだちえき(安達駅)
[古]あだちまち(安達町)
。

須達【すだつ】

[仏][人]しゅだつ(須達)
。

達摩【だつま】

数珠(ジュズ)に通してある最も大きな玉。親玉(オヤダマ)。じゅず(数珠)。

文字コード

「達」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「達」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。