「拳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

拳とは、こぶし／手を握ったもの／握りこぶしなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『拳』の字には少なくとも、拳ゲン・ 拳ケン・ 拳カン・ 拳こぶしの4種の読み方が存在する。

意味

1. こぶし。手を握ったもの。握りこぶし。「拳固(げんこ)・拳骨(げんこつ)・拳法・空拳・強拳・鉄拳」
2. 恭しい。捧げ持つさま。「拳拳」
3. 手や指を種々な形にして勝負を争う遊戯。「じゃん拳・虫拳・狐拳」

熟語

四字熟語

「拳」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

拳【こぶし】

拳骨(ゲンコツ)・握(ニギ)り拳(コブシ)・拳固(ゲンコ)。げんこつ(拳骨)。
。

拳固【げんこ】

拳骨(ゲンコツ)・握(ニギ)り拳(コブシ)。げんこつ(拳骨)。
[俗]五・五十・五百などの五の隠語。

拳匪【けんぴ】

[中国語]Quanfei

拳面【けんめん】

[運](拳法で)五指を曲げて握り締めた拳(コブシ)の、指先から三番目の骨(基節骨)のある面。
正拳で相手に打ち付ける箇所。せいけん(正拳)、ほうけん(抱拳)。

空拳【くうけん】

[中国語]kongquan

武器なるものを何も持たない、ただの握り拳(コブシ)。また、手に何も持っていないこと。
(転じて)自分の手以外に何も頼るもののないこと。

文字コード

「拳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「拳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。