「草」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

草の画像

とは、くさ/くさはらといった意味をもつ画数9画の漢字です。

草の学習レベルは、おおよそ漢字検定1)の10級程度日本語能力試験2)のN3程度に相当3)4)します。

ウサタロー

漢字「草」について、詳しく見ていきましょう。
漢字:草の概要
字体
総画数 9画
部首 艸【くさかんむり、くさ】
音読み ソウ
訓読み くさ
分類 常用漢字
学習レベル 小学校1年生修了程度
漢字検定 漢検10級
日本語能力検定 JLPT N3

草の書き順・書き方

はじめに「草」の正しい書き順や書き方について学んでいきましょう。

草の書き順:ショートアニメ

「草」の書き順を、手書き風の動画コンテンツで紹介します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9
ビデオクリップの構成
  1. 再生時間: 約8.1秒
  2. 画数: 9画
  3. ファイル拡張子: SVG 5)

草の意味・使い方

「草」の意味や使い方について解説していきます。

「草」の意味

「草」の字は、一般的に次のような意味で使用されます。

  1. くさ。くさはら。「草本・草木・海草・香草・雑草・除草・毒草・牧草・薬草・野草」
  2. の下書き。「草案・草稿・起草」
  3. くさわけ。始まり。「草創・草昧(そうまい)」
  4. 粗末な。いい加減な。ぞんざいな。「草庵(そうあん)・草屋」
  5. 書体の一つ。対義語:「草書」

草【くさ】

  • [植] 地上部がやわらかい茎から成り、木質組織をもたない植物。
    「グラス([英語] grass)」とも呼ぶ。
  • ドイツ語:(単数形)グラス(Gras)/(複数形)クレーゼア(Graeser)。
  • フランス語:グラミネ(graminee)/エルブ(herbe)。
  • イタリア語:エルバ(erba)。
  • スペイン語:セスペッド(cesped)。
  • ポルトガル語:レルバ(relva)。
  • ロシア語:トラバ(trava)。
  • ポーランド語:トラバ(trawa)。
  • チェコ語:トラバ(trava)。
  • トルコ語:オート(ot)。
  • 中国語:草(cao)。
  • [古] 草屈(クサカマリ)の略称。
    くさかまり(草屈)

「草」の特殊な使い方

専門的な分野を扱う文章や会話のなかで、「草」の字、もしくは「草」の字に関わりの深い漢字が、通常とは異なる意味をもつことがあります。以下に、そのような特殊な使い方に該当する用例を2種ほど列挙します。

秋の七草【あきのななくさ】

秋の七草の一覧
女郎花 おみなえし
尾花 おばな
桔梗 ききょう
撫子 なでしこ
藤袴 ふじばかま
くず
はぎ

MEMO

秋の野に花をかせる七つの。それぞれに薬効成分を持つ。

春の七草【はるのななくさ】

春の七草の一覧
名称 読み
せり
なずな
御形 ごぎょう
繁縷 はこべら、はこべ
仏の座 ほとけのざ
すずな
蘿蔔 すずしろ
MEMO

人日の節句(1月7日)の朝に七種の野草が入った粥を食べる風習。本来は「春の七種(ななくさ)」である。

草の部首

「草」の部首について学んでいきましょう。

※ここでは、康煕部首6)(中国の康煕字典7)に記載された部首)を基準として説明します。

部首:艸

「草」の部首は、艸【くさかんむり、くさ、そうこう】。

「艸」という部首には、草、草本植物の総称、樹木ではない植物という意味が含まれています。

部首:艸の概要
字体 艸 艹 艹 艹
部首名 くさかんむり、くさ、そうこう
分類名 艸部【そうぶ】
意味 、草本植物の総称、樹木ではない植物
康煕字典目録 六書の22番目
申集上の1番目
康煕部首の140番目

「艸」の部首をもつ漢字のグループは、艸部【そうぶ】という区分でひとくくりに呼ぶことができます。

ウサタロー

つまり、「草」も艸部に属する漢字の一つということ。

草の文字コード・検字番号

「草」の字に採番された文字コードおよび検字番号について紹介します。

「草」の文字コード

「草」の字をコンピューター上でより効率的に取り扱うためには、それぞれの文字に対応した固有の符号化コードを用意する必要があります。

そのようなコードは、業務を管轄する省庁/団体/組織の手により一意の識別コードとして採番・管理されています。

「草」の文字コード一覧
UCS / Unicode 8) U+8349
JIS級別 JIS第1水準漢字
(JIS2000)
JIS X 0212
JIS X 0213 1-33-80
戸籍統一文字番号 9) 011742
住基ネット統一文字コード J+8349
入管正字コード 10) 8349

「草」の検字番号

出版社より刊行された漢字辞典や漢和辞典から「草」の字を、より効率よく探す手段として検字番号というがあります。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された固有の識別番号をもとに、割り当てられた漢字の掲載位置を特定することができます。

「草」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源11) 角川書店 KD-08267
新大字典12) 講談社 KS-13785
新潮日本語漢字辞典13) 新潮社 SN-10196
大漢和辞典14)15) 大修館書店 TM-30945D1
大漢語林16) 大修館書店 TD-09429

草が含まれる熟語・語句

「草」の字がつく熟語(成句、慣用句、イディオム)や語句で検索した結果を紹介します。

「草」をもつ四字熟語

「草」の漢字を語にもつ四字熟語9種を一覧表にまとめました。

「草」が入る四字熟語
草廬三顧そうろさんこ 禽獣草木きんじゅうそうもく 山川草木さんせんそうもく
三草二木さんそうにもく 疾風勁草しっぷうけいそう 草根木皮そうこんぼくひ
草満囹圄そうまんれいご 大樹美草たいじゅびそう 猛虎伏草もうこふくそう

「草」を含む熟語・語句

「草」の文字が、語に含まれている熟語・語句を列記します。

草屈【くさかまり】

    ・ 戦場で、敵陣の様子をうかがう忍びの者。
    「忍び物見」、「伏せかまり」、「くさ(草)」、「らっぱ(乱波、亂波)」、「すっぱ(透波、素っ破、水波)」とも呼ぶ。 かまり(かまり、屈り)、かんじゃ(間者)、うかみ(斥候、窺見、候、間諜)。
    主に草むらに屈(カガ)まってひそんでいたことから。
    「らっぱ」はヨモギなどのように葉の端がギザギザになっている葉を指す。間者が「草(クサ)」と呼ばれていたことからで、主に敵地に侵入し撹乱を行なう者を指した。
    「すっぱ」はショウブ(菖蒲)などのようにすっと伸びた葉を指す。普段は茂み(庶民生活)に隠れ、ときにすっと飛び出す間者を指した。 すっぱ(透波、素っ破、水波)。
    英語でも「草」を意味する言葉「グラス(grass)」には「警察への密告者(police informant)」の意味もある。
    ポーランド語の「草(trawa)」にも「密告者」の意味がある。

草薙剣/草薙の剣【くさなぎのつるぎ】

    三種(サンシュ)の神器(ジンギ)の一つ。
    記紀神話で、スサノオノミコト(素戔嗚尊)が出雲国の簸川(ヒノカワ)の川上で、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治(タイジ)した時、その尾から出たと伝えられる霊剣。
    アマテラスオオミカミ(天照大神)に献上される。
    ヤマトタケルノミコト(日本武尊)が東征の折、伊勢神宮で叔母の倭姫(ヤマトヒメ)命から剣を受け、焼津(ヤイヅ)の野で野火に遭(ア)い、その剣で草を薙ぎ払って難を逃れる。
    のち熱田神宮に祀(マツ)られる。
    平氏滅亡に際し、壇ノ浦(ダンノウラ)で安徳天皇の入水とともに海に没したとされる。
    「天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)」とも呼ぶ。 やまたのおろち(ヤマタノオロチ、八岐大蛇)、つぼきりのつるぎ(壷切剣、壷切の剣)。
    名称は「草を薙ぎ払う」からとされるが、本来は「くさ(臭)なぎ(蛇)」と考えられている。

草摺り/草摺【くさずり】

    [Romaji] kusazuri/kusa-zuri

    摺込染(スリコミゾメ)の一種。
    草の葉や花を布地に直接摺り付けて着色すること。また、その物。
    「くさずりぞめ(草摺り染め、草摺染)」とも呼ぶ。 はなずり(花摺り、花摺)。
    草摺衣
    鎧(ヨロイ)の付属具の一種。
    鎧の衡胴(カブキドウ)から下に垂らし、下腹部・大腿部を保護する防具。
    一の板・二の板・三の板・四の板・菱縫(ヒシヌイ)の板の五段の板から成り、足さばきをよくするため縦割りにして、鎧の前・後・左脇に3枚、右方脇楯(ワイダテ)に1枚を垂らす。
    「腰鎧(コシヨロイ)」とも、後世の当世具足(トウセイグソク)では「げさん(下散、下算)」とも呼ぶ。 はいだて(佩盾、脛楯、膝甲)。

草戸千軒町遺跡【くさどせんげんまちいせき《くさどせんげんまちゐせき》】

    ・ 広島県福山市明王院門前の芦田川中州にある、中世に栄えた町の遺跡。
    当時、芦田川の河口の港町で、明王院の門前町・市場町の性格も併せ持っていた。幾度か水没・復興を繰り返したが、1673(延宝元)に水没して終わる。
    昭和初年の芦田川改修工事が行われた際に報告され、1961(昭和36)から長期にわたり発掘調査が進められた。
    町屋の遺構・道路、日常の生活用具、日本や中国(宋・元・明)の陶磁器などが出土した。
    1973年(昭和48年) 5月 1日 草戸千軒町遺跡調査所、開設。

草枕【くさまくら】

    ・ 明治後期、夏目漱石(ナツメ・ソウセキ)の短編小説。漱石の初期代表作の一つ。
    主人公の青年画工が俗世間を逃れて旅に出て、温泉場で美しく才気煥発(サイキカンパツ)な女性に会う。そのなぞめいた女性との交流をたて糸に、当時漱石が抱いていた非人情の出世間的な芸術論を述べる。
    1906年(明治39年) 『新小説』に発表。
    1907年(明治40年) 刊行。
    作品に現われる峠の茶屋は、熊本市の金峰山(キンポウザン)。 きんぽうざん(金峰山)。

まとめ

以上で「草」についての情報と解説は終わりです。

ウサタロー

草の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度まとめます。
草のまとめ
  1. 草の画数 :9画
  2. 草の部首 :艸
  3. 草の書き順:もう一回みなおす
  4. 草の読み方:ソウ/くさ
  5. 草の意味 :くさ/くさはら

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脚注   [ + ]