「草」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

草の画像

」は、艸部に属する漢字のひとつ。日本では、教育漢字/常用漢字に指定されている。画数は9画(部首内画数:艸部6画)で構成され、くさ/くさはらなどの意味をもつ。

漢字「草」
字体
分類 教育漢字/常用漢字
部首 艸【くさかんむり、くさ】
画数 総画数 9画
部首内画数 艸部6画
読み 音読み ソウ
訓読み くさ
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検10級
日本語能力検定 JLPT N3
学習レベル 小学校1年生修了程度

草の書き順

草の書き順・書き方
「草」の筆順アニメーション
動画形式
GIFアニメーション
書体
『楷書』手書き書体 1
総画数
9画

草の読み方

音読み
ソウ
訓読み
くさ

草の意味

解説・熟語・用例

  1. くさ。くさはら。「草本・草木・海草・香草・雑草・除草・毒草・牧草・薬草・野草」
  2. の下書き。「草案・草稿・起草」
  3. くさわけ。始まり。「草創・草昧(そうまい)」
  4. 粗末な。いい加減な。ぞんざいな。「草庵(そうあん)・草屋」
  5. 書体の一つ。対義語:「草書」

草【くさ】

  • [植]地上部がやわらかい茎から成り、木質組織をもたない植物。
    「グラス([英語]grass)」とも呼ぶ。
  • ドイツ語:(単数形)グラス(Gras)/(複数形)クレーゼア(Graeser)。
  • フランス語:グラミネ(graminee)/エルブ(herbe)。
  • イタリア語:エルバ(erba)。
  • スペイン語:セスペッド(cesped)。
  • ポルトガル語:レルバ(relva)。
  • ロシア語:トラバ(trava)。
  • ポーランド語:トラバ(trawa)。
  • チェコ語:トラバ(trava)。
  • トルコ語:オート(ot)。
  • 中国語:草(cao)。
  • [古]草屈(クサカマリ)の略称。
    くさかまり(草屈)
  • 草の関連語句

    『草』に関する語句

    「草」の字と繋がりのある単語/熟語/成句/慣用句/イディオムをいくつか紹介します。

    四字熟語

    「草」の漢字を語にもつ四字熟語9種を一覧表にまとめる。

    「草」が入る四字熟語
    草廬三顧そうろさんこ 禽獣草木きんじゅうそうもく 山川草木さんせんそうもく
    三草二木さんそうにもく 疾風勁草しっぷうけいそう 草根木皮そうこんぼくひ
    草満囹圄そうまんれいご 大樹美草たいじゅびそう 猛虎伏草もうこふくそう

    語句とその説明

    草屈【くさかまり】

    • [古]戦場で、敵陣の様子をうかがう忍びの者。
      「忍び物見」、「伏せかまり」、「くさ(草)」、「らっぱ(乱波、亂波)」、「すっぱ(透波、素っ破、水波)」とも呼ぶ。かまり(かまり、屈り)、かんじゃ(間者)、うかみ(斥候、窺見、候、間諜)。
    • 主に草むらに屈(カガ)まってひそんでいたことから。
    • 「らっぱ」はヨモギなどのように葉の端がギザギザになっている葉を指す。間者が「草(クサ)」と呼ばれていたことからで、主に敵地に侵入し撹乱を行なう者を指した。
      「すっぱ」はショウブ(菖蒲)などのようにすっと伸びた葉を指す。普段は茂み(庶民生活)に隠れ、ときにすっと飛び出す間者を指した。すっぱ(透波、素っ破、水波)。
    • 英語でも「草」を意味する言葉「グラス(grass)」には「警察への密告者(policeinformant)」の意味もある。
      ポーランド語の「草(trawa)」にも「密告者」の意味がある。

    草薙剣/草薙の剣【くさなぎのつるぎ】

    • 三種(サンシュ)の神器(ジンギ)の一つ。
      記紀神話で、スサノオノミコト(素戔嗚尊)が出雲国の簸川(ヒノカワ)の川上で、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治(タイジ)した時、その尾から出たと伝えられる霊剣。
      アマテラスオオミカミ(天照大神)に献上される。
      ヤマトタケルノミコト(日本武尊)が東征の折、伊勢神宮で叔母の倭姫(ヤマトヒメ)命から剣を受け、焼津(ヤイヅ)の野で野火に遭(ア)い、その剣で草を薙ぎ払って難を逃れる。
      のち熱田神宮に祀(マツ)られる。
      平氏滅亡に際し、壇ノ浦(ダンノウラ)で安徳天皇の入水とともに海に没したとされる。
      「天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)」とも呼ぶ。やまたのおろち(ヤマタノオロチ、八岐大蛇)、つぼきりのつるぎ(壷切剣、壷切の剣)。
    • 名称は「草を薙ぎ払う」からとされるが、本来は「くさ(臭)なぎ(蛇)」と考えられている。

    草摺り/草摺【くさずり】

      [Romaji]kusazuri/kusa-zuri

    • 摺込染(スリコミゾメ)の一種。
      草の葉や花を布地に直接摺り付けて着色すること。また、その物。
      「くさずりぞめ(草摺り染め、草摺染)」とも呼ぶ。はなずり(花摺り、花摺)。
    • 草摺衣
    • 鎧(ヨロイ)の付属具の一種。
      鎧の衡胴(カブキドウ)から下に垂らし、下腹部・大腿部を保護する防具。
      一の板・二の板・三の板・四の板・菱縫(ヒシヌイ)の板の五段の板から成り、足さばきをよくするため縦割りにして、鎧の前・後・左脇に3枚、右方脇楯(ワイダテ)に1枚を垂らす。
      「腰鎧(コシヨロイ)」とも、後世の当世具足(トウセイグソク)では「げさん(下散、下算)」とも呼ぶ。はいだて(佩盾、脛楯、膝甲)。

    専門用語・特殊用語

    秋の七草【あきのななくさ】

    秋の七草の一覧
    女郎花 おみなえし
    尾花 おばな
    桔梗 ききょう
    撫子 なでしこ
    藤袴 ふじばかま
    くず
    はぎ

    説明
    秋の野に花をかせる七つの。それぞれに薬効成分を持つ。

    春の七草【はるのななくさ】

    春の七草の一覧
    名称 読み
    せり
    なずな
    御形 ごぎょう
    繁縷 はこべら、はこべ
    仏の座 ほとけのざ
    すずな
    蘿蔔 すずしろ
    説明
    人日の節句(1月7日)の朝に七種の野草が入った粥を食べる風習。本来は「春の七種(ななくさ)」である。

    草の部首・分類

    『草』の分類手法

    漢字のカテゴリ分けには、部首をはじめとする幾つかの分類手法が存在します。

    部首:艸(艸部)

    「草」は艸部に属する漢字であり、部首は艸【くさかんむり、くさ、そうこう】となる2。部首「艸」は草、草本植物の総称、樹木ではない植物という意味を持つ。

    部首「艸」
    字体 艸 艹 艹 艹
    部首名 くさかんむり、くさ、そうこう
    分類名 艸部【そうぶ】
    意味 、草本植物の総称、樹木ではない植物
    康煕字典目録 六書の22番目
    申集上の1番目
    康煕部首3の140番目

    草の文字コード

    『草』がもつ文字コード

    「草」の字に対応する文字コードを4種類、検字番号を5種類ほど確認する。

    文字コード

    文字の区別を電子計算機上で正しく取り扱うために、文字集合の規格策定が各組織によって進められてきた。文字集合の符号位置に対応付けられた各文字は、符号化方式による固有の識別コード「文字コード」によって表現することができる。

    「草」の文字コード一覧
    Unicode(UCS) 4 U+8349
    JIS X 0213:2012 1-33-80
    戸籍統一文字番号 5 345420
    住基ネット統一文字 J+8349

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    文字コードは、主に統合管理された文字検索サービスで活用することができます。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「草」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源6 角川書店 KD-08267
    新大字典7 講談社 KS-13785
    新潮日本語漢字辞典8 新潮社 SN-10196
    大漢和辞典9 10 大修館書店 TM-30945D1
    大漢語林11 大修館書店 TD-09429

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を特定する助けとなる。

    まとめ

    『草』についてのまとめ

    「草」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「草」についての総括
    1. 草の画数 :9画
    2. 草の部首 :艸
    3. 草の書き順:もう一度だけ見直す
    4. 草の読み方:ソウ/くさ
    5. 草の意味 :くさ/くさはら
    以上で「草」の字の解説はおしまいです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    おねがい
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