「差」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

差とは、たがう／隔たり／違いなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、工部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『差』の字には少なくとも、差タ・ 差セ・ 差シャ・ 差シ・ 差サイ・ 差サ・ 差わすつかわす・ 差うたがう・ 差すさすの9種の読み方が存在する。

意味

1. たがう。隔たり。違い。「差異・差額・差別・格差・僅差・誤差・時差・大差・落差」
2. つかわす。人を派遣する。「差遣・差配」
3. 不揃いなさま。ちぐはぐ。「参差(しんし)」
4. さす。入れる。「差替・差歯・差入れ」
5. 《数学》引き算で求められた値。減法の演算結果。「和差積商」

差の用法：四則計算

四則計算【しそくけいさん】とは、算術のなかで最も基本とされる四つの演算手法。「四則演算」や「加減乗除」とも呼ばれる。演算結果についても「和差積商」とまとめて呼ぶことがある。

熟語

差し【さし】

「差し向い」の略称。
「物差し」の略称。
[俗]たいまん(タイマン)
。

矩差【かねざし】

かねじゃく(曲尺、矩尺)
。

日較差【にちかくさ】

[気]一日における、気温・気圧などの気象要素の最大値(最高値)と最小値(最低値)の差。
[気](特に)気温の日較差。
晴れの日は雨や曇りの日より大きく、また内陸ほど大きくなる。

江差線【えさしせん】

[交]ＪＲ北海道が運行する鉄道路線の一つ。
79.9キロメートル。
早くから港町として栄え、箱館(ハコダテ)・松前(マツマエ)とともに蝦夷三港(エゾサンミナト)と呼ばれた。

滅多差し【めったざし】

むやみやたらに差しまくること。
。

文字コード

「差」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「差」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。