「業」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

業とは、成し遂げた行いなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『業』の字には少なくとも、業ゴウ・ 業ギョウ・ 業ギュウ・ 業わざの4種の読み方が存在する。

意味

1. 成し遂げた行い。「業績・偉業・学業・起業・功業・事業・実業・授業・修業・所業・卒業・大業・覇業」
2. 生活のための仕事。勤め。「業界・業間・業者・業務・営業・家業・稼業・企業・休業・兼業・工業・作業・産業・残業・士業・失業・就業・商業・職業・生業・操業・農業・廃業・副業・分業・夜業・製造業」
3. しわざ。善と悪の行為。「業因・業果・業報・業火・業苦・業病・悪業・因業・罪業・宿業・非業・自業自得」
4. わざ。技術。技能。類義語：技「業師・業物・足業・神業・軽業・力業・手業・寝業・早業」

業の用法：五礙

五礙【ごげ】とは、仏教用語における「女性が持つ５つの障害」といわれるもの。五障(ごしょう)／女人五障とも。

熟語

四字熟語

「業」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

非業【ひごう】

非業の最期を遂げる
。

業平【なりひら】

[Romaji]Narihira

悪業【あくごう】

「あくぎょう」は「悪行」と書く。
。

業【ごう】

[梵]karman

今業平【いまなりひら】

[古]『伊勢物語』の主人公と目される在原業平(アリワラノナリラ)を典型的美男子とし、美男子を業平にたとえる言葉。『人名辞典』ありわらのなりひら(在原業平)。
。

文字コード

「業」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「業」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。