激とは、はげしい/厳しい/甚だしい/烈しいなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、水部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 激 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ゲキ 《外》ケキ 《外》キョウ 《外》キャク |
訓読み | はげ(しい) 《外》はげ(ます) |
|
部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 水部13画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『激』の字には少なくとも、激・ 激・ 激・ 激・ 激ます・ 激しいの6種の読み方が存在する。
意味
- はげしい。厳しい。甚だしい。烈しい。「激化・激越・激賞・激震・激甚・激戦・激増・激痛・激動・激突・激変・激務・激流・激烈・激論・過激・急激」
- 心や感情を大きく動かす。励ます。気持ちが昂る。奮い立つ。「激怒・激励・感激・憤激・奮激・激昂(げっこう)」
熟語
四字熟語
「激」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。
活火激発 | 恐懼感激 | 鼓舞激励 |
殺伐激越 | 叱咤激励 |
激素【げきそ】
[中国語]jisu、[英語]Hormone
[生化](中国語で)ホルモン([ドイツ語]Hormon)。。
激変説【げきへんせつ】
[生]てんぺんちいせつ(天変地異説)
。
副腎皮質刺激ホルモン【ふくじんひしつしげきほるもん】
[英語]adrenocorticotrophichormone
[医]脳下垂体前葉から分泌されるホルモン。39個のアミノ酸から成るペプチドで、副腎皮質の発達と機能とを刺激し、副腎皮質ホルモンの合成・分泌を促進し、特にコルチゾール(cortisol)の分泌を促す。
「コルチコトロピン(corticotropin)」、「ACTH(アクス)」とも呼ぶ。
文字コード
「激」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6FC0 |
---|---|
JISX0213 | 1-23-67 |
戸籍統一文字番号 2 | 207850 |
住基ネット統一文字 | J+6FC0 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 5296 |
新大字典4 | 講談社 | 8950 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6444 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 18438 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6333 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「激」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「激」についての総括
- 激の画数 :16画
- 激の部首 : 水
- 激の読み方:ゲキ・ケキ・キョウ・キャク・はげます・はげしい
- 激の意味 :はげしい/厳しい/甚だしい/烈しい
以上で「激」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。