「章」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

章とは、ふみ／文書などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、立部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『章』の字には少なくとも、章ショウ・ 章ふみ・ 章しるし・ 章あやの4種の読み方が存在する。

意味

1. ふみ。文書。「回章・玉章・詞章・断章・文章」
2. きまり。法令の構造区分の一つ。規則。「憲章・典章・条章・章程」
3. あや。しるし。模様。美しい飾り。「印章・記章・旗章・徽章(きしょう)・勲章・校章・受章・授章・褒章・帽章・紋章・腕章」
4. あきらか。明らかにする。「表章」
5. 曲や詞などの一区切り。「章節・楽章・終章・序章」

章の用法：法令形式(本則)

法令形式(本則)【ほうれいけいしき】とは、法令や規則、契約書の内容を書き並べた構造体系。日本の法律はこの形式で記述されている。

熟語

四字熟語

「章」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

タコ／蛸／章魚／鮹【たこ】

[英語]octopus(オクトパス)

マダコ／真蛸／真章魚【まだこ】

[学名]Octopusvulgaris、[英語]commonoctopus

紋章【もんしょう】

頂部：クレスト(crest)。
左側：デクスター(dexter)。
右側：シニスター(sinister)。

襟章【えりしょう】

襟につける記章。そでしょう(袖章)、けんしょう(肩章)、かいきゅうしょう(階級章)。
[軍]帝国陸軍では七つの兵科と四つの部(兵種)からなる。

肩章【けんしょう】

[フランス語]epaulette、[英語]epaulet／epaulette

文字コード

「章」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「章」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。