「規」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

規とは、のり／決まり／手本などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、見部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『規』の字には少なくとも、規ケキ・ 規ケイ・ 規キャク・ 規キ・ 規エ・ 規のり・ 規すただすの7種の読み方が存在する。

意味

1. のり。決まり。手本。「規準・規律・規範・規格・規制・規則・規模・規程・規約・新規・先規・正規・法規・内規」
2. 正す。戒める。諌める。「規諫(きかん)・規制・規正」
3. 正しい円を描くための道具。コンパス。寸法や形。対義語：矩「規矩(きく)・定規」

規の用法：法令形式(本則)

法令形式(本則)【ほうれいけいしき】とは、法令や規則、契約書の内容を書き並べた構造体系。日本の法律はこの形式で記述されている。

熟語

四字熟語

「規」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

ＭＩＬ規格【みるきかく】

[英語]MILStandard

輸出規制【ゆしゅつきせい】

[経]1981年(昭和56年)5月1日日米乗用車対米輸出自主規制で合意。
。

規【ぶんまわし】

こんぱす(コンパス)
まわり舞台。
。

樺太仮規則【からふとかりきそく】

[歴]1867年(慶応3.2.年)日本とロシアとの間で締結。1866年(慶応2年)箱館奉行兼外国奉行小出大和守と目付石川駿河守がペテルブルグで国境画定交渉をおこなったが成功せず、樺太を両国の雑居地とする。
。

自在定規【じざいじょうぎ】

鉛(ナマリ)などを芯にして自在に曲がる定規。
曲線を測ったり、曲線を描くのに用いる。
「自在曲線定規」とも呼ぶ。

文字コード

「規」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「規」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。