「貴」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

貴とは、身分や家柄が高い／敬う／重んじる／大切にする／尊ぶ／対義語：賤「貴顕・貴紳・貴人・貴賤(きせん)・貴族・貴賓(きひん)・高貴・尊貴・福貴・富貴(ふっきなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、貝部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『貴』の字には少なくとも、貴キ・ 貴ぶとうとぶ・ 貴いとうとい・ 貴ぶたっとぶ・ 貴いたっとい・ 貴いたかいの6種の読み方が存在する。

意味

1. 身分や家柄が高い。敬う。重んじる。大切にする。尊ぶ。対義語：賤「貴顕・貴紳・貴人・貴賤(きせん)・貴族・貴賓(きひん)・高貴・尊貴・福貴・富貴(ふっき／ふうき)・貴公子・貴婦人」
2. 値段が高い。高価。「貴重・貴金属・騰貴」
3. 相手への尊敬の意、相手方の所属を表す語。「貴意・貴院・貴園・貴下・貴兄・貴校・貴行(きこう)・貴国・貴社・貴酬・貴地・貴殿・貴方」

熟語

四字熟語

「貴」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

貴鉛【きえん】

[冶]灰吹き法で作られた、金・銀を含む鉛。
金・銀の鉱石の粉末を溶解して湯状になった鉛に入れると、金・銀は鉛に取り込まれ、不純物は湯の上に浮き出す。この不純物を取り除くと金・銀を含んだ貴鉛が得られる。

貴婦人【きふじん】

[俗][交]旧国鉄の蒸気機関車(ＳＬ)Ｃ５７の愛称。
。

信貴山【しぎさん】

[Romaji]ShigiSan

富貴寺【ふっきじ】

ふきでら(富貴寺)
。

貴船山【きぶねやま】

[Romaji]KibumeYama

文字コード

「貴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「貴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。