「輪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

輪とは、穴の開いた丸い形などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、車部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『輪』の字には少なくとも、輪リン・ 輪わの2種の読み方が存在する。

意味

1. 穴の開いた丸い形。
   • リン。「月輪・五輪・光輪・大輪・日輪・年輪」
   • わ。「腕輪・首輪・吊輪・鼻輪・指輪」
2. 車。車を支える円形機構。
   • リン。「輪禍・輪距・競輪(けいりん)・後輪・車輪・前輪・脱輪・動輪・二輪・複輪・両輪・四輪」
3. 覆い。周りの覆い。
   • リン。「輪郭・外輪・覆輪」
4. 順番が回る。巡ること。
   • リン。「輪唱・輪読・輪廻(りんね)・輪番」
5. 高大なさま。
   • リン。「輪奐(りんかん)」
6. 人の繋がり。
   • わ。「内輪」
7. 花を数える語。
   • リン。「一輪」

熟語

四字熟語

「輪」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

輪【りん】

[国]花を数える数詞。
[漢]([中国語]lun)(中国で)船舶の名の下に添える語。
日本語の「丸」や「号」に相当する。

花輪【はなわ】

[Romaji]Hanawa

秋田県北東部、鹿角市(カヅノシ)の中心地。
平安時代末期から伝わる「花輪ばやし」は日本三大ばやしの一つ。
[交]はなわえき(花輪駅)
。

雪輪【ゆきわ】

六角形の雪の結晶の周囲を線で円くかたどった図案。
紋所(モンドコロ)の名称の一つ。
。

烏輪【うりん】

太陽の別称。たいよう(太陽)。
太陽にカラスが住むという中国神話から。

九輪【くりん】

寺院の塔の屋上を飾る相輪(ソウリン)の中の、露盤の上の九つの輪状のもの。
「空輪(クウリン)」、「宝輪(ホウリン)」とも呼ぶ。
相輪(ソウリン)全体の俗称。

文字コード

「輪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「輪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。