雌とは、めす/生き物のめすなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、隹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 雌 | |
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読み | 音読み | シ 《外》セイ 《外》サイ |
訓読み | め めす 《外》めん |
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部首 | 隹部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 隹部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『雌』の字には少なくとも、雌・ 雌・ 雌・ 雌・ 雌・ 雌の6種の読み方が存在する。
意味
- めす。生き物のめす。対義語:雄
- シ。「雌蕊(しずい)・雌竹・雌雄」
- めん。「雌鶏」
- 弱々しい。屈する。
- シ。「雌伏」
- 二つあるうちの小さい/弱い/低い方。
- め。「雌滝・雌木(めぎ)」
- 対の型のうち凹の側。類義語:母
- め。「雌型」
熟語
四字熟語
「雌」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
雌伏雄飛 |
雌花【めばな】
[英語]femaleflower/pistilateflower
[植]単性花の一つ。メシベ(雌蕊)があって、オシベ(雄蕊)のない花。
また、オシベの生殖機能が退化し、メシベのみが機能する花。
雌花【しか】
[植]めばな(雌花)
。
メシバ/雌芝【めしば】
[植]めひしば(メヒシバ、雌日芝)
。
雌阿寒岳【めあかんだけ】
[Romaji]MeakanDake
[地]北海道東部、釧路支庁(クシロシチョウ)にある火山。標高1,499メートル。おあかんだけ(雄阿寒岳)。雌黄【しおう】
[鉱]せきおう(石黄)
詩文を添削すること。
昔、中国でを使って文字を抹消したことから。しゅぼく(朱墨)。
文字コード
「雌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+96CC |
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JISX0213 | 1-27-83 |
戸籍統一文字番号 2 | 476420 |
住基ネット統一文字 | J+96CC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 10972 |
新大字典4 | 講談社 | 18481 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 41998 |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「雌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「雌」についての総括
- 雌の画数 :14画
- 雌の部首 : 隹
- 雌の読み方:セイ・シ・サイ・めん・めす・め
- 雌の意味 :めす/生き物のめす
以上で「雌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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