「仏」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

仏とは、《梵語》音訳字のひとつ／釈迦／悟りを開いた者などの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『仏』の字には少なくとも、仏ボツ・ 仏ホツ・ 仏ブツ・ 仏フツ・ 仏ヒツ・ 仏ほとけの6種の読み方が存在する。

意味

1. 《梵語》音訳字のひとつ。釈迦。悟りを開いた者。
   • ブツ。「仏教・仏像・仏壇・仏陀(ぶっだ)・仏殿・仏滅・供仏・成仏・念仏」
2. 仏像。ほとけを象った像。神体。
   • ブツ。「金仏・木仏・石仏・大仏」
3. 仏教。ほとけの教え。
   • ブツ。「仏式・仏書・仏典・儒仏」
4. 仏蘭西(フランス)の略称。
   • ブツ。「仏語・仏国・仏独・仏文・仏領・仏和・英仏・日仏・渡仏・米仏・和仏」

仏の用法：五礙

五礙【ごげ】とは、仏教用語における「女性が持つ５つの障害」といわれるもの。五障(ごしょう)／女人五障とも。

熟語

四字熟語

「仏」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

仏【ほとけ】

[梵]buddha

悟りを得た者。煩悩を解き放った者。仏陀(ブッダ)。

仏師【ぶし】

ぶっし(仏師)
。

化仏【けぶつ】

[仏]仏(ホトケ)が衆生(シュジョウ)を救度(サイド)するため、現れた目に見える姿、変化身(ヘンゲシン)。
「変化仏(ヘンゲブツ)」、「応化仏(オウケブツ)」とも呼ぶ。
参考けにん(化人)
。

小仏【こぼとけ】

小さい仏像。
かごめかごめ(籠目籠目)に似た子供の遊び。
真ん中にしゃがむ鬼役の子供の姿を小仏になぞらえたもの。

仏塔【ぶっとう】

[梵]stupa(ストゥーパ)

。

文字コード

「仏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「仏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。