「体」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「躰」については「躰(漢字)」をご覧ください。

異体字「體」については「體(漢字)」をご覧ください。

とは、からだ/全身/姿などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「体」
字体
読み 音読み タイ
《外》ホン
《外》ボン
《中》テイ
訓読み からだ
部首 人部
画数 総画数 7画
部首内画数 人部5画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検9級
日本語能力検定 JLPT N4
異体字「躰」
字体
画数 12画
Unicode U+8EB0
JISX0213 1-77-28
異体字「體」
字体
画数 23画
Unicode U+9AD4
JISX0213 1-81-83

書き方・読み方

書き方

体_書き方
体の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ボンホンテイタイからだの5種の読み方が存在する。

意味

  1. からだ。全身。姿。「体育・体温・体格・体軀(たいく)・体質・体重・体積・体操・体罰・体力・下体・機体・巨体・死体・車体・女体・上体・身体・神体・人体・船体・堤体・胴体・肉体・裸体・霊体・老体」
  2. につける。をもってう。「体験・体得」
  3. つの機能・原理をなすまり。組織。「体系・体制・形体・字体・斜体・全体・団体・天体・文体」
  4. 特定のきやをもつ概念。「液体・気体・客体・球体・固体・実体・主体・正体・本体・媒体・物体」
  5. からだをえる単位。「一体・三位一体」
  6. 《数学》乗法について逆元をもつ聖域。「商体・可換体・多元体」

体の用法:尺貫法(大きさ・体積・容積・容量)

尺貫法(大きさ・体積・容積・容量)【しゃっかんほう】とは、尺貫法(しゃっかんほう)は昔の日本で利用していた長さや面積などの単位系。計量法により1958年に廃止された。

尺貫法(大きさ・体積・容積・容量)の一覧
単位 単位変換 SI変換
10斗 約180.39リットル
10升 約18.039リットル
10合 約1.8039リットル
10勺 約180.39ミリリットル
10才 約18.039ミリリットル
/ 10弗 約1.8039ミリリットル
1弗 約0.1803ミリリットル
(積荷) 10才 約278.26リットル
(積荷) 1才 約27.826リットル

熟語

四字熟語

「体」の漢字を語中にもつ四字熟語9種を表にまとめる。

「体」が入る四字熟語
異体同心いたいどうしん 一心同体いっしんどうたい 五体投地ごたいとうち
三位一体さんみいったい 絶体絶命ぜったいぜつめい 体元居正たいげんきょせい
体貌閑雅たいぼうかんが 霑体塗足てんたいとそく 名実一体めいじついったい

気体【きたい】

[英語]gas

[化][物]「ガス」とも、液体とともに「流体(リュウタイ)」、「流動体」とも呼ぶ。

固体【こたい】

[英語]solid

[化][物]「ソリッド」とも呼ぶ。

補体【ほたい】

[英語]complement

[生化]脊椎動物の新鮮な血清中に存在する、抗体(antibody)の作用を補完するグロブリン系のタンパク質(蛋白質)の総称。
免疫反応・感染・防御などに関与し、抗原と抗体との複合体に反応して活性化され、溶血・溶菌の作用を表し、食菌作用を促進などの機能を発揮する。おぷそにん(オプソニン)、こうたい(抗体)。

憎体【にくたい】

にくてい(憎体)

国体【こくたい】

国家体制。
国の体面・体裁(テイサイ)。
国家の状態。

文字コード

「体」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「体」の文字コード一覧
Unicode 1 U+4F53
JISX0213 1-34-46
戸籍統一文字番号 2 006100
住基ネット統一文字 J+4F53

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「体」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 203
新大字典4 講談社 399
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 279
大漢和辞典6 7 大修館書店 509
大漢語林8 大修館書店 258

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第2学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「体」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「体」についての総括
  1. 体の画数 :7画
  2. 体の部首 : 人
  3. 体の読み方:ボン・ホン・テイ・タイ・からだ
  4. 体の意味 :からだ/全身/姿
以上で「体」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。