梓とは、あずさ/カバノキ科の落葉高木の名/ミズメ(ヨグソミネバリ)/昔この材で弓を作ったというなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 梓 | |
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読み | 音読み | シ |
訓読み | あずさ はんぎ |
|
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 木部7画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『梓』の字には少なくとも、梓・ 梓・ 梓の3種の読み方が存在する。
意味
- あずさ。カバノキ科の落葉高木の名。ミズメ(ヨグソミネバリ)。昔この材で弓を作ったという。「梓弓」
- し。ノウゼンカズラ科の落葉高木の名。キササゲ。木王。
- はんぎ。版木。版木に用いた木。「上梓(じょうし)・梓行・梓に上す(しにじょうす、あずさにじょうす)(出版するの意)」
熟語
アズサ/梓【あずさ】
[植]キササゲ(楸)の別称。
きささげ(キササゲ、木ササゲ、楸)
[植]ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)の別称。
よぐそみねばり(ヨグソミネバリ、夜糞峰榛)
。
梓川【あずさがわ】
[Romaji]AzusaGawa/AdusaGawa
[地]長野県中央部の犀川(サイガワ)の支流。全長約77キロメートル。飛騨山脈(北アルプス)の槍ヶ岳に発源し、槍沢を経て上高地(カミコウチ)を南流。
梓川村【あずさがわむら】
[Romaji]AzusagawaMura/AdusagawaMura
[古]長野県西部、南安曇郡(ミナミアヅミグン)の村。1955年(昭和30年)梓村と倭(ヤマト)村が合併して発足。2005年(平成17年)4月1日松本市に編入。アズサミネバリ/梓峰榛【あずさみねばり】
[植]オノオレ(斧折れ)の別称。
おのおれ(オノオレ、斧折れ、斧折)
。
文字コード
「梓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6893 |
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JISX0213 | 1-16-20 |
戸籍統一文字番号 2 | 167390 |
住基ネット統一文字 | J+6893 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4235 |
新大字典4 | 講談社 | 7024 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5088 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14845 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5146 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「梓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「梓」についての総括
- 梓の画数 :11画
- 梓の部首 : 木
- 梓の読み方:シ・はんぎ・あずさ
- 梓の意味 :あずさ/カバノキ科の落葉高木の名/ミズメ(ヨグソミネバリ)/昔この材で弓を作ったという
以上で「梓」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
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