蔭とは、かげ/木かげなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蔭 | |
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読み | 音読み | イン オン |
訓読み | おお(う) おかげ かげ しげ(る) |
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部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 艸部11画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蔭』の字には少なくとも、蔭・ 蔭・ 蔭る・ 蔭・ 蔭・ 蔭うの6種の読み方が存在する。
意味
- かげ。木かげ。同義語:陰「樹蔭・涼蔭・緑蔭」
- おかげ。助け。庇護。他人の力に助けられること。「庇蔭(ひいん)」
- 父祖の功で、官位を賜ること。「蔭位(おんい)」
- 光があたらない暗い所。同義語:陰・翳 「光と蔭の調和」
- 物にさえぎられて見えない所。人目に立たない所。「岩の蔭にひそむ」
熟語
陰子/蔭子【かげこ】
人知れずに庇護されている子。かくしご(隠し子)。
[古]かげま(陰間、蔭間)
[古]かぶきこ(歌舞伎子)
。
陰間/蔭間【かげま】
[古]江戸時代、まだ舞台に出ていない少年俳優の呼称。
「かげこ(陰子、蔭子)」とも呼ぶ。かぶきこ(歌舞伎子)、にやけ(にやけ、若気)。
文字コード
「蔭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+852D |
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JISX0213 | 1-16-94 |
戸籍統一文字番号 2 | 358260 |
住基ネット統一文字 | J+852D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10696 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蔭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蔭」についての総括
- 蔭の画数 :14画
- 蔭の部首 : 艸
- 蔭の読み方:オン・イン・しげる・かげ・おかげ・おおう
- 蔭の意味 :かげ/木かげ
以上で「蔭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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