「腎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

腎とは、五臓の一つ／体内の老廃物などから尿を作成する器官などの意味をもつ漢字。13画または12画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『腎』の字には少なくとも、腎ジン・腎シンの2種の読み方が存在する。

五臓六腑【ごぞうろっぷ】とは、人間の内臓の総称。東洋医学を基に分類した人体の働きや機能。六腑の三焦を除外して「五腑」とする場合もある。五行に通ずる。

[Romaji]jin’u、[羅]pelvisrenalis

[医]腎臓の門部にある嚢状(フクロジョウ)の部分。
腎臓で生成された尿を集め、輸尿管(尿管)を通して膀胱(ボウコウ)に送る。
「腎盤([英語]renalpelvis)」とも呼ぶ。

[医]漢方のツボの一つ。第二腰椎(ヨウツイ)の棘突起(キョクトッキ)の真下から左右に２～３センチのところ、肋骨(ロッコツ)の最下端の骨の水平線上にある。
。

[中国語]shenyu

[病]じんきょ(腎虚)
。

[英語]renalpelvis

[医]じんう(腎盂)
。

[中国語]shenxu

[病]漢方での病名。腎気(精力)欠乏に起因する病症の総称。
眩暈(メマイ)・耳鳴り・健忘などが現れる。

「腎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

「腎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「腎」についての総括

以上で「腎」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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