異体字「二」については「二(漢字)」をご覧ください。
弍とは、に/ふた/ふたつ/一の次の数・値・順位/三の前などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、二部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 弍 | |
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読み | 音読み | ニ ジ |
訓読み | うたが(う) つ(ぐ) なら(ぶ) |
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部首 | 二部 弋部 |
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画数 | 総画数 | 5画 |
部首内画数 | 二部3画 弋部2画 |
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JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
字体 | 二 |
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画数 | 2画 |
Unicode | U+4E8C |
JISX0213 | 1-38-83 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『弍』の字には少なくとも、弍・ 弍・ 弍ぶ・ 弍ぐ・ 弍うの5種の読み方が存在する。
意味
- に。ふた。ふたつ。一の次の数・値・順位。三の前。「弍重・弍倍」
- ふたたび。再度。もう一度。「弍度・弍伸」
- 次の。にばんめ。つぎ。あと。「弍次・弍世・弍の句」
- 別の。違った。異なる。弍つに分かれる。「弍心・弍言」
- 三味線の弍の糸、三本ある真ん中の糸。「弍上がり」
- 野球の弍塁。弍塁手。セカンド。「ニ飛・弍遊間」
文字コード
「弍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5F0D |
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JISX0213 | 1-48-17 |
戸籍統一文字番号 2 | 109280 |
住基ネット統一文字 | J+5F0D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2588 |
新大字典4 | 講談社 | 4508 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 134 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9661 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3128 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「弍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「弍」についての総括
- 弍の画数 :5画
- 弍の部首 : 二,弋
- 弍の読み方:ニ・ジ・ならぶ・つぐ・うたがう
- 弍の意味 :に/ふた/ふたつ/一の次の数・値・順位/三の前
以上で「弍」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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