「二」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

二とは、に／ふた／ふたつ／一の次の数・値・順位／三の前などの意味をもつ漢字。2画の画数をもち、二部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『二』の字には少なくとも、二ニ・ 二ジ・ 二つふたつ・ 二ふたの4種の読み方が存在する。

意味

1. に。ふた。ふたつ。一の次の数・値・順位。三の前。「二重・二倍」
2. ふたたび。再度。もう一度。「二度・二伸」
3. 次の。にばんめ。つぎ。あと。「二次・二世・二の句」
4. 別の。違った。異なる。二つに分かれる。「二心・二言」
5. 三味線の二の糸、三本ある真ん中の糸。「二上がり」
6. 野球の二塁。二塁手。セカンド。「ニ飛・二遊間」

二の用法：大字

大字【だいじ】とは、単純な形をした漢数字を代用した表記手法。商取引などで文字の改竄による詐欺を防止する目的がある。証書を取り交わす際、記載される額面などに利用されている。

二の用法：守備位置(野球)

守備位置(野球)【しゅびいち】とは、野球で使われる守備位置。ポジション。

熟語

四字熟語

「二」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

二キ【にき】

[人]にきさんすけ(二キ三スケ)
。

二胡【にこ】

[中国語]erhu

二家【にか】

[植]しゆういしゅ(雌雄異株)
。

二黒【にこく】

[暦]じこく(二黒)
。

二朱【にしゅ】

[歴]江戸時代の金額。
二朱が八枚(16朱)で一両になる。しゅ(朱)。

文字コード

「二」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「二」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。