校とは、学び舎/学業を受ける所/教育が施される場所などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 校 | |
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読み | 音読み | コウ 《外》キョウ 《外》ギョウ |
訓読み | 《外》あぜ 《外》かせ 《外》かんが(える) 《外》くら(べる) |
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部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 木部6画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検10級 | |
日本語能力検定 | JLPT N5 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『校』の字には少なくとも、校・ 校・ 校・ 校べる・ 校える・ 校・ 校の7種の読み方が存在する。
意味
- 学び舎。学業を受ける所。教育が施される場所。類義語:黌「校医・校舎・校長・校庭・学校・高校・休校・下校・転校・登校・藩校・分校・本校・母校・予備校」
- 軍隊における部隊の指揮官。士官。類義語:官「将校」
- 取り調べる。「校閲・校勘・勘校・対校」
- くらべる。比べ合わせる。「校正・校定・校訂・校本・校了・校合(きょうごう)」
- かせ。あぜ。木を組み合わせる。「校倉(あぜくら)」
校の用法:階級(軍隊)
階級(軍隊)【かいきゅう】とは、軍事組織における指揮系統の格付け順位。一部の階級は名誉・功績で授与されるため、厳密な指揮系統ではないことがある。各国の軍によって階級区分の有無や役割が異なる。
元帥(帥 | 大元帥 | 元帥 | 次帥 | ||
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士官(士 将校 |
将官(将 | 大将 | 中将 | 少将 | 准将 |
佐官(佐 | 大佐 | 中佐 | 少佐 | 准佐 | |
尉官(尉 | 大尉 | 中尉 | 少尉 | 准尉 | |
准士官 | 兵曹長 | 上等兵曹 | |||
下士官 | 曹長 | 軍曹 | 伍長 | ||
兵 | 兵長 | 上等兵 | 一等兵 | 二等兵 |
熟語
校尉【こうい】
[中国語]xiaowei
[歴]古代中国の官名。中級の武官で、宮城の防衛や西域鎮撫などに任についた。
八校尉(漢代):中壘・屯騎・歩兵・越騎・長水・胡騎・射声・虎賁。
校正【こうせい】
[英語]proofreading
文字の誤りをくらべ正すこと。
[印]本刷りに先立ち、仮刷りと原稿とを照らし合せ、文字の誤り・活字の不備などを正し、体裁を整えること。
[印](写真や画像などの)版下と原画との照合し、色合いやモアレなどを修正すること。
藩校【はんこう】
[歴]江戸時代、諸藩が設置した藩営の学校。主にその藩の子弟を教育する機関。
「藩学(ハンガク)」、「藩黌(ハンコウ)」とも呼ぶ。
高校【こうこう】
[教]高等学校の略称。
歌謡曲:こうこうさんねんせい(高校三年生)
。
検校【けんぎょう】
[古]事務を点検し勘校(カンコウ)・監督すること。また、それを行う職名。
[古]奈良時代、社寺の総務を監督する臨時の役。
文字コード
「校」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6821 |
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JISX0213 | 1-25-27 |
戸籍統一文字番号 2 | 165790 |
住基ネット統一文字 | J+6821 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 4186 |
新大字典4 | 講談社 | 6937 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5021 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
第2学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「校」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 校の画数 :10画
- 校の部首 : 木
- 校の読み方:コウ・ギョウ・キョウ・くらべる・かんがえる・かせ・あぜ
- 校の意味 :学び舎/学業を受ける所/教育が施される場所
ウサタロー