「缶」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

缶とは、かま／かん／ブリキといった金属製の筒や箱の容器などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、缶部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『缶』の字には少なくとも、缶フウ・ 缶フ・ 缶カン・ 缶ほとぎ・ 缶かまの5種の読み方が存在する。

意味

1. かま。かん。ブリキといった金属製の筒や箱の容器。類義語：鑵・罐「缶詰・製缶・石油缶」
2. 缶詰の略称。「牛缶・鮭缶・鯖缶・鮪缶」
3. 蒸気釜。ボイラー。釜。類義語：鑵・罐「汽缶」
4. 湯を沸かす道具。湯沸かし器。米や水を密閉して熱する容器。類義語：鑵・罐「薬缶(やかん)」
5. ほとぎ。もたい。口が小さい素焼きの瓦器。「撃缶」
6. つるべ。水を汲み上げる道具。釣瓶。桶。類義語：鑵・罐

熟語

缶詰【かんづめ】

[英語]tinnedfood、[米語]cannedfood

パッカン／パッ缶【ぱっかん】

[俗][食]ぷるとっぷ(プルトップ)
。

カンケリ／缶蹴り【かんけり】

空き缶を使った子供の遊びの一つ。
一人、または数人で道端に落ちている一つの空き缶を蹴り合うこと。
勝ち負けなどはなく、学校の帰り道などで空き缶発見という偶発で始まり、蹴り続けながら帰り、下水に落ちたり、草むらに入って見付けられなかったら終る。

携行缶【けいこうかん】

液体、特にガソリンを入れる、手提げ付きの容器。
プラスチックや鋼板製のもの。
補助燃料用として自動車のトランクルームに入れて置くことが多い。

薬缶頭【やかんあたま】

毛がすっかり抜けて、薬缶の尻のように丸く光っている頭。
禿(ハ)げ頭。
単に「やかん(薬缶)」とも、「禿げ薬缶」とも呼ぶ。

文字コード

「缶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「缶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。