「趣」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

趣とは、おもむき／景色／味わい／様子／感じなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、走部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『趣』の字には少なくとも、趣ソク・ 趣ソウ・ 趣ショク・ 趣シュウ・ 趣シュ・ 趣おもむき・ 趣くおもむく・ 趣すうながすの8種の読み方が存在する。

意味

1. おもむき。景色。味わい。様子。感じ。「趣向・趣致・趣味・佳趣・奇趣・興趣(きょうしゅ)・詩趣・雅趣・殊趣・情趣・多趣・同趣・風趣・別趣・妙趣・野趣」
2. 筋道。考え。心の向かう場所。「趣意・趣向・趣旨・意趣・旨趣」
3. 赴く。向かう。「趣時」
4. 促す。急き立てる。「趣駕(そくが)・趣治(そくじ)・趣装(そくそう)」
5. 《仏教》衆生(しゅじょう)が業(ごう)の結果として輪廻転生(りんねてんせい)する世界。類義語：道・界「六趣・三悪趣(さんまくしゅ)」

熟語

四字熟語

「趣」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

六趣【ろくしゅ】

[仏]ろくどう(六道)
。

加虐趣味【かぎゃくしゅみ】

[心]さでぃずむ(サディズム)
。

切手趣味週間【きってしゅみしゅうかん】

[通][暦]４月20日(郵政記念日)を含む１週間。
。

文字コード

「趣」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「趣」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。