「所」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

所とは、ところ／場所／箇所／地点／所在などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、戶部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『所』の字には少なくとも、所ソ・ 所ショ・ 所ところの3種の読み方が存在する。

意味

1. ところ。場所。箇所。地点。所在。類義語：場・処「急所・近所・死所・地所・住所・随所・短所・長所・配所・便所・名所・要所」
2. 特定の業務をする施設。「所長・支所・入所・役所・刑務所・研究所・駐在所」
3. 動作・作用の対象となる場所・理由を指す語。…するところ。…するもの。「所感・所在・所産・所信・所持・所属・所得・所有・所要」
4. 受身の助字。…る。…らる。…される。「所化(しょけ)・所載」

所の用法：助字(漢文)

助字(漢文)【じょじ】とは、漢文の品詞の一つ。文法の構成を助ける付属語。日本語の助詞・助動詞に通ずる。助辞。

熟語

四字熟語

「所」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

御所【ごせ】

[Romaji]Gose

ごせし(御所市)
。

置所【おくど】

[Romaji]okudo

竈(カマド)の別称。
かまど(竈、竃)
内庭の向側に設けた、炭などの俵物(タワラモノ)を積んで置く所。
。

在所【ざいしょ】

住んでいるところ。すみか(住処)・住所。
物の在(ア)る所。

碁所【ごどころ】

[歴]江戸幕府の制で、扶持を受けて囲碁を持って代々幕府に仕えた、本因坊・林・井上・安井の４家。
３代将軍家光のときに始まり、毎年１回、11月17日「御城碁」で公式の手合わせが行われた。
[歴]碁所四家の上に立って、幕府から碁界の総取締りに任ぜられた者の称号。

所轄【しょかつ】

管轄すること。また、管轄する範囲。
。

文字コード

「所」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「所」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。