「標」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

標とは、目じるし／めあて／しるし／しるすなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『標』の字には少なくとも、標ヒョウ・ 標しるべ・ 標しるし・ 標すしるす・ 標しめ・ 標こずえの6種の読み方が存在する。

意味

1. 目じるし。めあて。しるし。しるす。 標的・標準・標榜(ひょうぼう)・標識・標題・標語・標高・目標・座標・商標・門標・墓標・指標・道標・浮標」
2. まと。めあて。ねらい。「標準・目標」
3. よく見える。あらわす。しめす。「標本」
4. あらわす。書きしるす。「標記・標榜(ヒョウボウ)」
5. こずえ。高い小枝。木の梢。
6. 知合い。「標をたよって就職する」
7. しるし。他との見分けをつける手段としての、かた。類義語：印・徴
   • 符号・紋・記章・合図(あいず)の類。記号。「三角標・星標」
   • 証拠となるもの。形となってあらわれるもの。「夫婦の愛の標」
   • きざし。前兆。「雪は豊年の標」
   • 人を討ち取った証拠として切り取る首。首級。「標をあげる」

熟語

標津【しべつ】

[Romaji]Shibetsu

しべつぐん(標津郡)
しべつちょう(標津町)
。

標針【しるしばり】

まちばり(待ち針、待針)
。

標津郡【しべつぐん】

[Romaji]ShibetsuGun

北海道東部、根室支庁(ネムロシチョウ)の郡。
中標津町(ナカシベツチョウ)・標津町(シベツチョウ)の町。
。

標津岳【しべつだけ】

[Romaji]ShobetsuDake

笠標／笠符【かさじるし】

[古]戦陣において、味方の目印として兜(カブト)などにつけた旗などの標識。うまじるし(馬印、馬標、馬験)。
。

文字コード

「標」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「標」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。