「鄭」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

鄭とは、かさねる／ねんごろ／春秋時代の国の名などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、邑部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『鄭』の字には少なくとも、鄭テイ・鄭ジョウ・鄭ろねんごろの3種の読み方が存在する。

かさねる／ねんごろ／春秋時代の国の名

春秋時代(中国王朝)【しゅんじゅうじだい】とは、中国の時代区分の一つ。紀元前771年に周(西周)が滅亡して都を洛邑へ移す年から、紀元前403年に晋が三国に分裂する年までの時代をさす。春秋時代は戦国時代とあわせて春秋戦国時代とも呼ばれる。

[中国語]ZhengHe

[人]中国明初の武将・宦官(カンガン)(1371～1434ころ)。
雲南出身のイスラム教徒。早くから燕王(後の成祖永楽帝)に仕え、靖難(セイナン)の変(1399～1402)で功績を挙げて信任を受け、抜擢されて大監(宦官の長)となる。

[中国語]Zhenghe

[軍]中国海軍の練習艦。
。

[朝鮮語]ChungSeyung(チョン・セヨン)

[人]韓国の企業家(1928.8.6～2005.5.21)。江原道(現:北朝鮮)通川郡出身。鄭周永(ChungJuyung)の弟。

[中国語]ZhengChenggong

[人]中国明末・清初、明の遺臣(1624～1662)。名は森(Sen)(シン)、日本名は田川福松。鄭芝竜(Zhilong)(芝龍)の長子、母は肥前平戸の田川氏の娘松。

[朝鮮語]ChungSeyung

[人]ていせえい(鄭世永)
。

「鄭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。