「工」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

工とは、たくむ／制作する／優れた技などの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、工部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『工』の字には少なくとも、工コウ・ 工ク・ 工わざ・ 工たくみ・ 工むたくむの5種の読み方が存在する。

意味

1. たくむ。制作する。優れた技。「工員・工学・工器・工期・工機・工具・工芸・工業・工芸・工作・工事・工場・工賃・工程・工費・工夫・工面(くめん)・加工・施工(しこう・せこう)・・竣工(しゅんこう)・人工・施工・着工・細工(さいく)」
2. たくみ。職人。物を作る人。類義語：匠。「工員・工匠・工女・工人・画工・職工・女工・大工・土工・刀工・名工・木工・良工」
3. 工学・工業の略称。「工科・商工・理工」

工の用法：士農工商

士農工商【しのうこうしょう】とは、江戸時代の日本において存在したとされた身分制度。四民(しみん)とも。1990年代頃の研究により身分制度の説明として適当でないと結論付けられた。

工の用法：六官

六官【りくかん】とは、《中国》六官：西周時代における六つの中央官庁。六卿(りくけい)は、各六官の長官にあたる。六官の制度は、後の隋唐王朝の行政制度である六部(りくぶ)へと継承された。

熟語

四字熟語

「工」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

罷工【ひこう】

[中国語]bagong、[英語]strike

工具【こうぐ】

[工]工作に用いる器具・道具。工作道具。
[工](特に)機械工作の際に使う刃物の総称。

工手【こうしゅ】

鉄道・電気などの工事に従事する労働者。工夫。
線路工手
[歴]海軍省主船寮の等外(最下級)の技術官の一つ。

仏工【ぶっこう】

仏画・仏具を制作する職人。
「仏師(ぶっし、ぶし)」とも呼ぶ。
。

土羽工【どばこう】

[Romaji]dobako

文字コード

「工」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「工」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。