「庁」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

庁とは、つかさ／官・公の事務を取り扱う場所／役所などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、广部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『庁』の字には少なくとも、庁テイ・ 庁チョウの2種の読み方が存在する。

意味

1. つかさ。官・公の事務を取り扱う場所。役所。「庁舎・官庁・県庁・支庁・省庁・政庁・退庁・都庁・登庁・同庁・道庁・本庁」
2. 行政機関の一つ。府や省の外局。「環境庁・観光庁・気象庁・金融庁・警察庁・検察庁・国税庁・国土庁・自治庁・消防庁・食糧庁・水産庁・総務庁・特許庁・賠償庁・物価庁・復興庁・文化庁・法務庁・防衛庁・保安庁・林野庁」

庁の用法：地方行政区画

地方行政区画【ちほうぎょうせいくかく】とは、国を統治するために領土を細分化したもの。時代と共に土地の役割が集落区分・領地区分・徴税区分・地方行政区分として大きく変化してきた。

熟語

支庁【しちょう】

都道府県の本庁から離れた場所に事務を分掌させて設置する総合出先機関。1872年(明治5年)北海道開拓使の出先機関として設置。1910年(明治43年)北海道、14支庁となる。

都庁【とちょう】

[Romaji]tocho

東京都庁の略称。
とうきょうとちょう(東京都庁)
。

自治庁【じちちょう】

[歴]じちしょう(自治省)
。

外記庁【げきちょう】

[古]太政官(ダジョウカン)に属した、外記の事務をとる役所。
。

宮内庁【くないちょう】

[英語]ImperialHouseholdAgency

。

文字コード

「庁」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「庁」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。