「代」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

代とは、かわる／かえる／入れかわる／かわりのものなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『代』の字には少なくとも、代ダイ・ 代タイ・ 代よ・ 代しろ・ 代わるかわる・ 代えるかえるの6種の読み方が存在する。

意味

1. かわる。かえる。入れかわる。かわりのもの。
   • ダイ。「代案・代行・代打・代替・代表・代用・代理・城代・総代」
   • タイ。「代謝・交代」
2. 値段。支払う金。「代価・代金・地代・茶代・場代」
3. 時。長い時間。
   • 当主。当主が地位に在する各期間。「永代・希代・時代・初代・世代・先代・前代・当代・年代・譜代・末代・歴代」
   • 王朝。王朝が続く期間。「漢代・秦代・隋代・宋代・唐代」
   • 歴史上の区分。類義語：世「近代・現代・古代・上代」
   • 《地球科学》地質年代区分の一つ。「古生代・新生代・中生代」
4. ある範囲の年齢。「十代・二十代・三十代」
5. 《中国》五胡十六国時代の国の一つ。「代王・代国」

代の用法：晋王朝 – 五胡十六国時代(中国王朝)

晋王朝 – 五胡十六国時代(中国王朝)【しんおうちょう – ごこじゅうろっこくじだい】とは、中国の歴史区分の一つ。265年に司馬炎によって西晋が建国された。316年に五胡の一つの匈奴に滅ぼされたが、司馬睿が江南に逃れて東晋として再建した。五胡十六国時代は三国時代・南北朝時代とあわせて魏晋南北朝時代とも呼ばれる。

代の用法：地質時代区分

地質時代区分【ちしつじだいくぶん】とは、地質学における地球上に堆積した地層や化石の変化をもとに地球史を時代に分類する区分。
「地質年代区分」は化石や太古の生物相による年代区分を意味する。
「年代層序区分」は堆積した地層の変化による年代区分を意味する。

熟語

四字熟語

「代」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

代【しろ】

ある用となすもの。材料。
糊代(ノリシロ)、縫代(ヌイシロ)、壁代(カベシロ)
代わりのもの。

世／代【よ】

[中国語]shi(世)／dai(代)

時代。
生涯。
。

時代【じだい】

[楽]中島みゆき作詞・作曲の歌謡曲。
歌も中島みゆき。1975年(昭和50年)12月レコード発売。

名代【なしろ】

[歴]なしろぺ(名代部)
。

五代【ごだい】

[中国語]Wudai、[英語]FiveDynasties

文字コード

「代」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「代」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。